今回は、命名書がいるのか、それともいらないのか、両方の意見をまとめてみました。
命名書は、赤ちゃんが生まれたときに名前を決める際に役立つとされていますが、必ずしも必要ではないという考えもあります。
そこで、様々なママ・パパの意見を踏まえてメリットやデメリットを整理してみました。
命名書は必要?作る派の意見
赤ちゃんが生まれて7日目の夜に行うお祝い「お七夜」。
最近では行わない家庭も多いので、知らない人もいると思います。
昔はお七夜で赤ちゃんの名前が「命名書」に書いてお披露目されました。
命名書は赤ちゃんが無事に生まれてきたことと、健やかの成長を願う思いが込められています。
赤ちゃんの名前、身長、体重、続柄、出生地などが記されるので「記念になるので作ってよかった」というママが多くいます。
- 記念になる
- 写真映えする
- 記録として残せる
- 飾っておける
- 足形や手形を残せる
出産後に命名書と一緒に赤ちゃんと写真撮影するといったご家庭も多いでしょう。
「上の子は命名書を作らなかったけど、下の子で作ったら記念になってよかったので、上の子の命名書も作った。」というママもいるようです。
また、最近の命名書は赤ちゃんの手形や足形を取れるものがあり、赤ちゃんが生まれてきた時の記録にもなります。
生まれたばかりの小さな手や足の形が残せるのは、思い出にもなりますし、リベングや寝室に飾っておくというご家庭も増えているとのこと。
子どもが成長したときに、一緒に思い出を見て楽しむこともできそうです。
命名書はいらない?作らない派の意見
赤ちゃんへの最初のプレゼントの命名書ですが、命名書を作るデメリットはないのでしょうか。
ここでは、命名書のデメリットをご紹介します。
- 飾る場所が必要
- 保管場所に悩む
- お金がかかる
飾る場所が必要
命名書は赤ちゃんが誕生して、7日目「お七夜」の夜から約1カ月後のお宮参りまでの期間飾るのが一般的です。
正式な命名書は神棚や床の間に飾りますが、最近の家にはないことが多くそもそも飾る場所がないということも。
パネルタイプや台紙タイプの命名書も、それなりの大きさがあるので飾る場所が必要です。
そのため、命名書を作成しないというご家庭もあるようです。
保管場所に悩む
命名書を飾り終わった後の保管場所に悩むママは多くいます。
飾り終わった後でも思いを込めて作った命名書を捨てるのは、抵抗がありますよね。
命名書を作る前には、保管場所や処分方法などを考えておくと良いでしょう。
お金がかかる
最近の命名書は、キャラクターやおしゃれなデザインのものがたくさんあります。
好みのものを選ぶと、値段が高くなってしまう可能性もあります。
しかし、出産準備や出産にはたくさんのお金がかかるため、出費を控えたいですよね。
こうした理由から、作成しない・お宮参りに持参する命名書だけを作成する、といったご家庭もあるようです。
買う人は必見!後悔しない命名書選びのポイントは?
赤ちゃんへの最初のプレゼントの命名書。
買ってから後悔したくないですよね。
ここでは、後悔しない命名書選びのポイントをご紹介します。
命名書を買うときの参考にしてください。
- 飾り方で選ぶ
- 「正式」か「略式」で選ぶ
- 命名書の種類で選ぶ
- 書き方で選ぶ
- 大きさで選ぶ
- 金額で選ぶ
- デザインで選ぶ
飾り方で選ぶ
命名書を選ぶときに、どこに飾るかで選びましょう。
本来の命名書は、神棚や床の間に飾ります。
しかし、最近では神棚や床の間がある家が少なくなっています。
そのため、額に入れて飾るタイプやアルバムタイプなどの飾る場所に困らないタイプの命名書が人気です。
「正式」か「略式」で選ぶ
命名書には正式なものと略式なものがあります。
正式な命名書は「奉書紙」という紙を3つに折って使い、書き方にも決まりがあります。
略式の命名書は書き方も自由です。
半紙やインターネットでダウンロードしたものを使うこともできますよ。
命名書の種類で選ぶ
命名書には種類がたくさんあります。
その中からお気に入りのものを選びましょう。
命名書には以下のタイプがあります。
デザインタイプ
赤ちゃん用品を取り扱うお店にも売っている、かわいいデザインの命名書。
手に入りやすく、デザインも豊富なので目移りしてしまいますよね。
ラミネート加工をすれば、色あせやほこりから命名書を守れ、長く保管できます。
額に入れるタイプ
額に入れるタイプの命名書は、壁にかけてもスタンドにしても飾れる2WAYで命名書を飾る場所に困りません。
額の色を部屋のイメージに合わせると、おしゃれなインテリアになりますよ。
アルバムタイプ
アルバムタイプは、表紙が厚く丈夫なので、命名書がしわになりません。手
形や足形、写真も一緒に残せるので良い記念になります。
掛け軸タイプ
自宅に床の間がある場合におすすめなのが、掛け軸タイプの命名書。
「掛け軸に書いてあると、名前が立派に見える」と飾ったときに感動します。
また、丸めて保管できるのも掛け軸タイプのメリットです。
書き方で選ぶ
命名書の書き方には、
- パパやママが書く
- 代筆をお願いする
- プリンターで印刷する
- 刺繡をする
などいろんなパターンがあります。
「習字セットを用意して、名前を書く練習した」
「産休に入ったので、命名書の名前の刺繡を始めた」
「字を書くのが苦手なので購入先で代筆をお願いした」
というように、それぞれの家庭に合った書き方にしましょう。
大きさで選ぶ
命名書の大きさも選ぶポイントです。
ネットショップで購入するときは、部屋や置く場所に合ったサイズか調べるといいですよ。
実際にネットで買ったママたちからは
「小さくて名前が書きにくかった」
「思った以上に大きくて置く場所に困った」
という意見もありました。
買ってから後悔しないように、大きさの確認は大切です。
デザインで選ぶ
最近の命名書は、様々なデザインがあります。
キャラクターが描かれているものやカラフルなものなどです。
赤ちゃんの性別やパパやママの好みに合ったデザインを選びましょう。
また、部屋に飾ったときにインテリアになじむデザインを選ぶと、おしゃれですね。
値段で選ぶ
命名書の値段は、デザインや種類によって違います。
1000円前後のものから数万円するものまで様々です。
赤ちゃんのために最高の命名書を準備したい気持ちはわかりますが、予算の範囲で収まるものを選びましょう。
子どものイベント関連記事
赤ちゃんが出産してからは、以下のようにイベントが目白押しです。
開催時期 | イベント |
---|---|
出産後7日目 | お七夜 (命名式) |
産後1ヶ月 | お宮参り |
産後100日 | お食い初め (100日祝い) |
産後半年 | ハーフバースデー |
産後1年以内 | 初節句 ・端午の節句 ・桃の節句 |
産後1年 | 一升餅・選び取り (1歳の誕生日) |
各イベントに関する以下の記事もぜひチェックしてみてくださいね。