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ラン活はくだらない?ママ友のマウンティングがうざいと話題に

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ランドセルと桜

年々激化しているラン活。

熱心な親がいる一方で、「ラン活はくだらない」と考える親も増えています。

ママ友のマウンティングなど、最近のラン活事情についてまとめてみました。

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ラン活は親のエゴ?

子どもが4歳を過ぎるころには耳にする「ラン活」。

ラン活はくだらないのか、何を重視してランドセルを選ぶべきなのかについて、近年のラン活事情をふまえて詳しくお伝えします!

ラン活とは?

「ラン活」は、小学校入学前に色々な情報を集めたり展示会に行ったりしてランドセルを購入する一連の流れのこと。

「ランドセル活動」の略称です。

2000年台に突入し、ランドセルにまつわる技術は大きく向上しました。

そして、ランドセルのカラフルさやデザイン、質もずいぶん上がってきました。

ひと昔前より色・質・価格の幅が広がったランドセルを前に、ランドセル選びに悩む親が多くなったのです。

ラン活が話題になる理由

ラン活がたびたび話題になるのは、ランドセルの価格やブランドを競い合ったり比較したりする親がいるからです。

ママ友がマウンティングしてくる、といった事例も多くあります。

さらに、ランドセルを扱う「手作り工房」が人気を呼んでいることからラン活自体、年々開始時期を早めていることも一因でしょう。

工房は早めの受注で製作期間を確保する必要があるからです。

工房系の企業に対抗するため、大手メーカーも「早割」や「早期予約特典」を実施。

人気のランドセルを中心に、親同士の競争が激しくなっていることも話題となる理由の一つです。

ラン活は親のエゴ?

ランドセル商品が多様化する中で、「ラン活」に熱心に取り組み親が増えてきたのも事実です。

しかしこうした状況下で、ラン活自体が「親のエゴではないか」と言われてしまうことも。

それは、一部の親がランドセルを自身の見栄のために買っているからです。

そもそもラン活には肯定派と否定派がいます。

そこで以下では、ラン活についてどのように考えているのか、両者の意見を見てみましょう。

ラン活は必要?不要?それぞれの意見

それぞれの意見

ラン活は必要という人もいれば、不要という人もいます。

そこでまずは、それぞれラン活に対する「肯定派」と「否定派」の意見をみていきましょう。

肯定派の意見

ラン活肯定派で多い意見は、以下の通りです。

肯定派の意見
  • 6年間毎日使うものだから慎重に選びたい
  • 人気のランドセルは早めに売り切れてしまう
  • 子どもに合ったランドセルを選びたい
  • みんなラン活をしているから必要性を感じる

ラン活に力を入れる親は「6年間という長い期間使うものだからこそ、しっかり選びたい」という思いが強いようです。

また、ランドセルを祖父母が購入するケースもあり、可愛い孫に上質なランドセルを買ってあげたいという気持ちもあるようです。

否定派の意見

一方で、ラン活に肯定な考えを持つ方もいます。

ラン活否定派で多い意見は、以下の通りです。

否定派の意見
  • 子どもが使うものは子どもが自由に選ぶべき
  • 軽さや背負いやすさなど機能性があれば十分
  • いろいろ検討し出すと時間がかかる
  • 6年間使わない可能性もある
  • 汚れたり壊れてりする可能性もある

やんちゃ盛りの小学生であれば、せっかく高いランドセルを買っても乱雑に扱うことも考えられますよね。

また、「ラン活」自体くだらないと考えている人も一定数います。

見栄を優先する親が原因

肯定派も否定派も、どちらも子どものためを思った意見。

ランドセルを使うのは子どもなので、エゴと言われても仕方ないかもしれませんが、お金を出す親の気持ちもありますよね

子どもにいいものを持たせたいという気持ちもあるでしょう。

しかし「ラン活がエゴ」と批判されるのは、一部に「周りよりいいランドセルを買いたい」と張り切る親がいるからです。

親の見栄でランドセルを買って自慢して回るママもいるとか。

そういった事情から、本来は子どもに合ったランドセルを選ぶ活動が「ラン活」と呼ばれるべきですが、いつの間にか「ラン活」の意味合いが変わってきてしまっているように思えます。

ラン活は「くだらない」と言われる理由

question

ラン活が話題になると、「ラン活はくだらない」という意見が多く挙がります。

ラン活がくだらないと言われる理由
  • ランドセル業界の戦略にすぎない
  • 見栄でランドセルを買う親がいる
  • ママ友同士の張り合い

この3点がくだらないと言われる主な理由です。

それぞれどのようなことが起きているのでしょうか。

ランドセル業界の戦略に過ぎない

ランドセル業界は、近年さまざまな問題を抱えています。

ランドセル業界の悩み
  • 近年の少子化
  • ランドセルは一人の子どもが一つしか買わない
  • 工房系の質を重視したランドセルと機能性が強みの大手メーカーで2極化

こうした問題に、頭を悩ませているわけですね。

そのため、子どもたちに少しでも自社商品を選んでもらいたいメーカーは、あの手この手で購入者を増やそうとしています。

さらに、人気のランドセルは売り切れも早いので親同士の競争も激化。

気づけば子どもを置いてきぼりにして、親がラン活に夢中になっているなんてことも。

この状況に振り回されてランドセル選びに悩むことを「くだらない」と考える親もいるのです。

見栄でランドセルを買う親がいる

一部の親は、見栄で高価なランドセルや人気ブランドのランドセルを購入し、自慢したり他のランドセルと比較したりします。

子どもが使うものなのに、まるで自分のバッグのようにブランドや価格にこだわって購入しているそうです。

他の親からすると、自慢のためにランドセルを買うなんてくだらないと思うでしょう。

ママ友同士の張り合い

ラン活では、時にママ友同士の張り合いやトラブルも起こります。

ランドセルについて「嫌味を言われた」「バカにされた」という経験談もあるのです。

また、そんな話を聞いてラン活が不安になってしまう方もいます。

子どもを蚊帳の外にして、親がランドセル事情でトラブルを起こすことについて「くだらない」という意見がでるのは当然ですよね。

ラン活はママ友のマウンティングがうざい

見栄でランドセルを選ぶ親(ママ友)がマウンティングを取ってくることも。

ラン活にまつわるマウンティングはSNSでも批判され、ママたちの間でも厄介者として迷惑がられています。

ラン活マウンティングの例

ラン活においてママ友などがマウンティングしてくる事例は、以下の通りです。

ラン活マウンティングの例
  • ランドセルの価格自慢
  • 素材(牛革やコードバン)自慢
  • ランドセルの値段を聞いてくる
  • 購入ブランドや店名を自慢
  • 相手のランドセルを批判する
  • 工房系手作りランドセルを買ったママ友が既製ランドセルを悪く言う
  • ランドセルの色やメーカーにケチをつける
  • ランドセルにアドバイスをしたがる

このように、自分が購入したランドセルを周りのランドセルと比較し、マウンティングを取ることで優越感に浸っているのです。

マウンティングしてくるママ友はそっとしておく

こうしたマウンティングにイライラ・モヤモヤする人もいるでしょうが、基本的には放っておくのがベターです。

こちらも同じステージに上がったら最後。

トラブルになる可能性もあるため、マウンティングされても話題を変えるなどして、うまく対処するのが良いでしょう。

ブランドランドセルや安いランドセルはいじめの原因になる?

warning

ママ同士の競争やマウンティングの話を耳にすると、選んだランドセルによっていじめが起こるのではと心配になりますよね。

ママ自体がランドセルマウンティングをする家庭では、子どもも同じ考えを持ってしまう可能性があります。

実際、ランドセルが原因でいじめは起こっているのでしょうか。

ランドセルでいじめられる?

大手質問サイトでは、「ランドセルをバカにされた・からかわれた」という相談が実際にあります。

また、いじめを心配する親からの質問もたくさん上がっています。

周りの環境や大人の対応によって異なるので、からかいからいじめに発展すると一概には言えません。

しかし、ラン活の実態を見るとバカにされたりひがみや嫌味を言われたりする可能性は残念ながらゼロではないようです。

いじめられないためにできること

ランドセルを理由にいじめられないために、できることを4つ紹介します。

いじめ防止策
  • 価格を口にしない
  • 奇抜な色は避けるようにする
  • 低学年のうちはランドセルカバーを活用する
  • 通う予定の学校をチェックしてみる

価格を口にしない

基本的にランドセルの価格は子どもに知られないのが良いでしょう。

子どもやママ友にランドセルの価格を伝えないことでラン活のトラブルを防げます。

万が一聞かれたときには、「祖父母からのプレゼントなので価格は聞いていない」と伝えるのもいいですね。

メーカーや工房が分かるとおおよその価格はわかる可能性はありますが、プレゼントであると伝えておくことでラン活の話題を避けられるかもしれません。

奇抜な色は避けるようにする

「奇抜な色・目立つ色を選んでママ友からマウンティングを受けた」という例もあるようです。

また、奇抜な色は最初こそ気に入っていた子供も飽きてしまいやすい傾向にあります。

「どうしてもその色がいい!」という希望がなければ避けておくのが無難でしょう。

低学年のうちはランドセルカバーを活用する

気になる色やデザインが見つからない、目立つ色を子供が欲しがっているといった場合はランドセルカバーがおすすめです。

ランドセルカバーなら、いつでも交換できますし、ランドセル自体も保護してくれます。

色にあきてしまっても問題ありません。

ランドセルのカラーで悩んだ際には、ぜひ検討してみてください。

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通う予定の学校をチェックしてみる

実際に通う予定の学校生徒がどんなランドセルを背負っているか見てみるのもおすすめです。

特にカラー選びの参考になると思います。

「男の子はやっぱり黒が多いな」「女の子は意外と赤が少ないな」などいろいろな発見があるかもしれません。

また、知り合いがいれば、どんなランドセルが多いのか聞いてみると良いでしょう。

本当に必要なラン活とは?

ママ友からのマウンティングや親同士のトラブル、ランドセル業界の競争についてお伝えしてきました。

しかし、できれば周りに振り回されずラン活を始めたいですよね。

本当に子どもや親に必要なラン活とはどのようなものなのでしょうか。

ランドセル選びをする上で大切なのは次の6つです。

ランドセル選びのポイント
  1. 子どもの希望
  2. 軽さ
  3. 耐久性
  4. 防犯性
  5. 予算
  6. 指定ランドセル

1つずつ確認していきましょう!

①子どもの希望

ランドセルを実際に背負うのは子どもです。

子供の好みや使いやすさを重視することで不毛な張り合いにも参加せずに済みます。

自分で選んだランドセルを背負って通学できれば、子どもも学校へ行くのが楽しみになります。

ランドセルは親子で納得のいく商品を選ぶのが一番。

価格や色に関する大人の意見は前もって子どもに説明しておくとよいでしょう。

②軽さ

ランドセル選びには重要なポイントがいくつもありますが、中でも気を付けたいのが「軽さ」です。

重い・軽いは実際に背負った時の感覚を基準にするとよいでしょう。

ただし、軽さだけにこだわってしまうのはおすすめできません。

軽さと背負いやすさ(疲れにくさ)を兼ね備えているかをチェックしておきましょう。

毎日使うランドセルは子どもの体に負担が少ないものを選びたいですよね。

③耐久性

ランドセルは6年間使うもの。

耐久性が低いと、使っているうちに変形してしまったり傷が目立つようになったりしてしまいます。

耐久試験の実施や、素材・補強材による耐久性が確保されているか確認しておきましょう。

また、修理保証がついたランドセルを選ぶのもひとつの手段。

国産の製品は一定の耐久検査をクリアし、保証もセットになっているランドセルがほとんどです。

④防犯性

反射材や安全フックがあると防犯性も高くなります。

暗い時間や場所で遠くからでも見える反射材が付いているか、荷物の巻き込み時に外れるサイドフックかどうかをチェックしてみましょう。

ほかにも、防犯ブザー用を付けるための金具が付いている・うしろに転倒したときのために首元の金具をナイロン製にするなど、メーカーによってさまざまな工夫がされています。

⑤予算は家庭ごとに違う

近年、ランドセルの価格帯は広くなっています。

さらに、素材のこだわりや制作時間をかけることで金額も上がってきています。

しかし、予算は家庭それぞれです。

価格やブランドを周りと合わせる必要はありません。

子どもにとってどのランドセルがよいか、親子で納得できるランドセルを探すことが本当に必要なラン活だと言えます!

⑥受験組は指定ランドセルがある場合も

ひとつ注意しておきたいのが「指定ランドセル」です。

私立の小学校は、多くの学校でランドセルを指定しています。

合否の発表が出るころには希望のランドセルが売り切れということも考えられます。

「いつ買えばいいの?」と悩む人も多いでしょう。

おすすめは通常のラン活時期に購入し、合格を確認出来たらフリマサイトなどで売ってしまう方法です。

そうすることで出費を最低限に抑えることができますよ。

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