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子育てに車はいらない? 必要な時期や活用シーンまとめ

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車に乗る4人家族

子育てに車はいらないという人と、絶対に必要という両方の意見があります。

そこで今回は、子育て世代が車を所有するメリット・デメリットと、必要な時期や活用シーンをまとめてみました。

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子育てに車はいらない?車を所有するデメリット

子育て世帯が車を所有するデメリットは、以下の3つです。

車所有のデメリット
  • 維持費がかかる
  • 運動量が減る
  • 事故のリスクがある

維持費がかかる

車は買うときだけお金がかかるものではありません。

実は、所有しているだけで毎年かなりの維持費がかかります。

以下に維持費の目安をまとめてみました。

自動車保有
にかかる費用
軽自動車普通自動車
税金10,800円30,500
~43,500円
車検代
(1年分で計算)
約30,000
~40,000円
約37,000
~55,000円
任意保険料約50,000
~60,000円
約75,000円
ガソリン代約85,000円約70,000
~200,000円
駐車場代約95,000
~380,000円
約95,000
~380,000円
メンテナンス約6,500
~8,500円
約10,000
~15,000円
その他費用
(高速等)
約40,000
~60,000円
約60,000円
合計
(1年分)
約317,300
~644,300円
約377,500
~828,500円
1ヶ月にかかる費用約26,441
~53,691円
約31,458
~69,041円

比較的保有しやすい軽自動車でも、月2万以上の維持費が必要となります。

また、表に含まれていない「購入費」や「ローン利息」を入れて計算すると、さらに費用がかかります。

「日常で車を使うことはほとんど無いけど、家族で出かけるときは車がいい」

そんな人は、車を買うのではなく1日当たり約5,000〜20,000円で車に乗れる、レンタカーやカーシェアリングを利用するのがおすすめです。

運動量が減る

車があると、運動量は必然的に減ります。

人口1人あたり乗用車台数【2021年】で1位の群馬県と48位の東京都の歩数の平均値を比較してみましょう。

対象1日の歩数平均
【男性】
1日の歩数平均
【女性】
群馬県6,9646,430
東京都8,6117,250

これを見てもわかる通り、1日あたりの歩数にはかなりの差があります。

運動不足が気になる方は、あえて車を所有せずに徒歩+交通機関などを活用するのが良いかも知れません。

例えば、

  • 子どもを抱っこひもに入れて買い物をする
  • ベビーカーを引いてお出かけする

といったことで普通に歩くよりも負荷がかかり、産後太りも効率よく解消できます。

また、子どもも自然と「歩く」習慣が身に付き、現在問題視されている「子どもの肥満」も解消できるでしょう。

事故のリスクがある

自動車に乗る以上、交通事故のリスクがあります。

2022年1月〜6月に発生した交通事故の件数は142,987件で、交通事故死者数は1,158人と過去最少となりました。

自動車メーカーの努力による技術進化のたまもので、交通事故発生・死亡者は格段に減りましたが、事故発生0までの道のりはまだまだ長いでしょう。

小さな子どもが交通事故に巻き込まれる事例もあるので、運転に自信がなければ交通機関などを利用するべきでしょう。

子育てに車は必要?車を所有するメリット

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子育て世帯が車を所有するメリットは、以下の5つです。

車所有のメリット
  • 子どもがぐずったり泣いたりしても安心
  • 時間にしばられない
  • 授乳時に便利
  • 人と密にならなくてよい
  • 行動範囲が広がる

子どもがぐずったり泣いたりしても安心

0歳から3歳ぐらいまでの子どもは、いつ機嫌が悪くなるか予想が難しいもの。

「バスや電車で泣かれたら肩身が狭い!」

と、子どもがお気に入りの物をあれこれ持って行くなど、公共機関を利用する際には準備や心構えに一苦労します。

その一方で、車なら子どもが泣いても肩身が狭い思いもなく、神経をすり減らすことも少ないでしょう。

時間にしばられない

公共機関は出発時間や、待ち時間があるので時間にしばられます。

あっちこっちへ行ってしまう子どもからは目を離せないため、たとえ待ち時間5分でも一苦労です。

逆に出発時間ギリギリで「子どもを抱いて猛ダッシュ!」なんて経験がある人もいるでしょう。

車なら家を出る時間が5分遅れたとしても、到着時間にさほどズレはでません。

また、道次第では予定通りや早く着くこともあります。

車があれば待ち時間もなく、時間にしばられずに済むことが多くなるでしょう。

授乳時に便利

授乳期の子どもは3~5時間ぐらい時間が経つと、お腹が空いてぐずりだします。

お出かけをしていると、あっという間に3時間ぐらい経過してしまうものです。

授乳タイムにタイミングよく授乳室があればいいですが、授乳室がある施設を探してわざわざそこまで行くことが多いでしょう。

車なら授乳室を探したり、子どものお腹が空く時間を気にしたりすることなく、車内でどこでも授乳可能です。

人と密にならなくてよい

「子どもが熱を出しているから、バスや電車に乗せて他の人にうつしたらまずいよね」

「コロナ禍で、公共機関を子どもと利用するのに抵抗があるな」

そんな時は車での移動が安心です。

子どもが熱を出しても待ち時間なく、すぐに病院に連れて行け、密になることもありません。

行動範囲が広がる

「小さい子どもがいるから、遠方への外出は大変だな」というお父さんお母さんは多いでしょう。

子育ては、体力・精神力が必要でとても大変です。

ただし、その時期は一瞬です。

学校・部活・習い事で一緒に過ごす時間はどんどん減っていきます。

車があれば、外出への負担を減らすことが可能です。

子どもと「次はここへ行こう!」とお出かけの計画をして、行動範囲を広げ、貴重な時間が過ごせるはずです。

子育て中に車が必要となる時期や活用シーンは? 

family-car

子育て中には、車があった方が良いというシーンも実は多くあります。

そこで以下では、どんなときに車が必要となるのかをまとめてみました。

車が必要になるシーン
  • 子どもが2人以上のとき
  • 旅行のとき
  • 通院のとき
  • 送迎のとき
  • 天気や気功が悪いとき
  • 災害のとき
  • 寝かしつけのとき

子どもが2人以上のとき

「2人も、3人も変わらない」そんな言葉をよく聞きますが、そう簡単ではありません。

1人増えるだけで、食事・お風呂・寝かしつけが一気にカオス状態になります。

ちょっとした外出でも目が離せないどころか、手も離せません。

公共機関を使った外出は子どもが多いほど大変で、荷物も多くなります。

車の活躍シーンも子どもが多い分、増えることは間違いないです。

旅行やお出かけのとき

車があれば時間を気にせずに、ゆったりとした気分で旅行たお出かけを楽しめます。

車を保有するデメリットで「維持費がかかる」という面を上げました。

しかし、家族が多い人や旅行やお出かけに多く行く人は、車のほうがお得な場合があります。

そのため、アウトドア派の人であれば、交通費と車の維持費を計算してよりお得な方に替えるのも1つの手です。

通院のとき

子どもが小さいときは、しょっちゅう病院に行かなくてはいけません。

特に3歳までは、よく熱を出しますし、保育園や幼稚園に通い始めて1年間は毎月なにかしらの病気にかかります。

また、赤ちゃんの頃も意外と病院に行く機会は多いもの。

生まれて2か月を過ぎると、何回も予防接種に行くことになります。

子どもはちょっとした風邪でも高熱が出やすいため、夜中でも救急外来へ飛び込む、ということも多く起こります。

一刻も早く病院に連れていきたいとき、車があれば心強いですね。

送迎のとき

幼稚園・保育園の送迎だけでなく、部活や習い事への送迎もあります。

「近所のダンススクールじゃなくて、ちょっと遠いけど自分の好きな先生がいるダンススクールにいきたい」

そんなときも、車で送迎できれば子どもが希望するダンススクールに連れて行くことができます。

車がない場合は基本的に、近所にある塾やピアノ教室などから選ぶことになります。

そのため、「選択肢を広げる」という意味でもやはり車はあった方が便利でしょう。

天気や気候が悪いとき

真夏・真冬・雨など天候が悪いときの外出は、とても億劫です。

特に、子どもが一緒の場合は外出難易度も倍以上に上がります。

それでも「子どもが熱を出している」「お迎えの時間だ」など、天候がどうであれ外出しないといけない状況はあります。

そんなとき「車があればな」と思う人は多いはずです。

また、家から学校が遠い場合は、雨や雪などで送迎をする家庭も多いため、通学距離も検討の材料になりそうです。

災害のとき

めったに起こることはないですが、絶対にないとは言えない災害。

地震発生後の一時的な避難場所として、避難所よりもプライバシーが保護されている車中泊を選択する人が多い傾向にあります。

小さな子がいるときは特に自分たちだけの空間が必要です。

寝かしつけのとき

「抱っこしないと寝なくて、抱っこのし過ぎで体が痛い」

「抱っこしてもなかなか寝ない」

と子育て中の人たちにとって、寝かしつけ問題は悩みの一つでしょう。

そんな人たちは、子どもを車に乗せてドライブをしてみましょう。

不思議と車で寝てくれる赤ちゃんは多いですよ。

車が寝かしつけに役立った!と声が多く上がるのも頷けます。

子育て世代はチェック!後悔しない車選びのポイントは?

checklist

子育て世代が車を買うならどんな車が良いのでしょうか。

以下では、車選びのポイントとおすすめの車をご紹介していきます。

子育て世代の車選びのポイント

子育て世代が車を購入する場合は、以下のポイントに留意しましょう。

車選びのポイント
  • 安全性
  • スライドドア
  • 車内の広さ

安全性

「軽自動車よりは、コンパクトカーを選ぶ」

最近の軽自動車は、広々とした空間で、センターピラーがなく、乗り降りがしやすい子育て世代にはピッタリな条件がそろっています。

しかし、「センターピラーがない」や「ボディーが薄い」という点から、軽自動車は衝突の衝撃に弱いのが事実。

軽自動車よりは、コンパクトカーのほうが頑丈な作りになっています。

大切なわが子を乗せる車。

そのため、安全面を第一に考えるならコンパクトカーを選ぶのがおすすめです。

スライドドア

多くの子育て世代から支持を得ている、車の機能は「スライドドア」です。

スライドドアであれば、「子どもがドアを思いっきり開けて隣の車にぶつけてしまった!」といった心配もありません。

また、子どもの乗り降りもしやすいため、今から買うなら電動スライドドアの付いている車種やオプションで電動スライドドアが付けるのがおすすめです。

車内の広さ

子育て中の車を選ぶポイントで「車内の広さ」も大切なポイントです。

「車内の広さ」は、授乳・おむつ替え・ベビーカーに乗るか、などを想像しながら選ぶとよいでしょう。

他にも、親が乗り込んで子どものシートベルトをつけられる広さがあれば、雨の日でも大助かりです。

子育て世代におすすめの車

「子育て世代の車選びのポイント」を踏まえたうえで、おすすめの車をご紹介します。

スズキ:ソリオ

スズキのソリオはコンパクトカーで、子育て世代からも支持を受けている車です。

キャリーバックを5つ乗せても、5人が余裕で座れる広さがあり、外に出ることなく座席移動もできます。

雨の日でも濡れることなく、子どものところへ行けるので助かります。

授乳・おむつ替え・ベビーカーの荷下ろしにも最適です。

電動スライドドア搭載・安全機能面も充実しており、子育て世代にはうってつけの一台です。

日産:セレナ

日産セレナはミニバンなので、子どもの世話や、たくさんの荷物を積むためのスペースは十分あります。

「片手に子どもを抱っこして、片手に荷物持って、ドアが開けられない!」

このようなシチュエーションは、子育てあるあるの上位を占めるのではないでしょうか。

セレナは足をかざすだけでドアが自動で開く、ハンズフリーオートスライドドアになっています。

子育てあるあるを解消してくれる車なのです。

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