一歳半検診の指さしが不安なママさんも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、一歳半検診の指さしに対応した練習用イラストを配布します。
また、一歳半検診の指さしができないとその後どうなるのか等まとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
一歳半検診の内容は?
1歳半検診の内容は自治体によって多少違うものの、基本的に以下の項目を確認するということが義務づけられているようです。
- 身体発育状況
- 栄養状態
- 脊注及び胸郭の疾病及び以上の有無
- 皮膚の疾病の有無
- 四肢運動障害の有無
- 精神発達の状況
- 言語障害の有無
- 予防接種の実施状況
- その他の疾病及び以上の有無
- その他育児上問題となる事項
引用:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/boshi-hoken15/dl/03.pdf
また、この一般健康検査に加えて歯科健康診査も行なわれます。
これらをチェックする際に、用いられることがあるのが「指さしチェック」と「つみきチェック」です。
発達状況を調べるために
「つみきチェック」と「指さしチェック」
が行なわれる
例えば横浜市では、以下のように1歳半検診が行なわれることが公式HPで公開されています。
幼児の発達の大事なポイントとなる言葉の出方や指さしなどによるコミュニケーションの様子を見ます。
機嫌が悪かったり人見知りがあったり、その場でできないお子さんもたくさんいますので、お家での様子やその後の経過を確認しています。
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kosodate-kyoiku/oyakokenko/shido/kenshin/16-kenshin.html
1歳半検診ではこのように、多くの自治体で「指さしによるコミュニケーションの確認」があります。
そのため、指さしチェックができなかったために悩む方、そろそろ一歳半検診を迎えるにあたってまだできない我が子に焦っているママさんも多いようです。
一歳半検診の指さしのイラスト見本は?練習用のイラスト配布
一歳半検診では、5~6個のイラストから特定のモノを指定して指さしをチェックさせる方式が多いとのこと。
また逆に、指をさした先にあるイラストのモノの名前を子どもに問うようなチェックがあるようです。
そこで、まだ指さしができない子、発語が遅く単語が出ない子のために作った練習用イラストを公開します。
このイラストは、画像をコピーしたりダウンロードしたりしてご家庭で使用するのはOKです!
印刷して練習に活用OKです!
また、病院や地方自治体、発達検査担当者によるご活用は大いに歓迎です!
許可を取る必要はありませんので、ご自由にお使いください。
ただし、二次配布(画像をダウンロードした紙などを販売・配布する、画像自体を自分のブログやSNSに勝手にUPする)はご遠慮ください。
二次配布は禁止
こちらのイラストを紹介していただく際には、イラストをコピーするのではなく、当サイト(ページ)のリンクを貼ってご紹介していただけると幸いです。
ちなみに我が家では、紙に印刷したものをラミネートをかけて使いました。
(よだれでベトベトになったり破かれてしまうため)
ラミネート加工だと安心
子どもが使うとすぐに舐めたりグチャグチャにしたりするので、長持ちさせたいならラミネート加工がおすすめです。
一歳半検診の指さし練習用イラスト:暗記用
一歳半検診の指さしでは、イラストで問題が出される場合と写真で問題が出される場合があります。
そのため、指さしイラストとしてよく出題される6つのモノを写真&イラストでまとめました。
また、「くるま」という単語を使うのか「ぶーぶ」といった赤ちゃん語を使うかは医師によりますので、両方教えておくと良いかもしれません。
くるまの写真・イラスト
いぬの写真・イラスト
くつの写真・イラスト
ねこの写真・イラスト
コップの写真・イラスト
さかなの写真・イラスト
一歳半検診の指さし練習用イラスト:テスト用
まずは暗記用で子どもにそれぞれの名前を覚えさせます。
その後に、以下のテスト用イラストで指さしチェックをしてみてくださいね!
「くるま(ブーブ)はどれ?」
などと子どもに聞いてあげてくださいね。
テスト用画像:イラスト
テスト用画像:写真
また、ママさんがイラストを指さしして、
「これは何?」
と名前を聞いてみる練習もしておくと良いですよ。
また、より多くのことばを教えたいときには、以下のようなえほんが役立ちますよ。
また「モノの名前を自発的に覚える」ことや「発語あそび」が楽しめる以下の商品もおすすめです。
一歳半検診の指さしはできない子が多い?落ち込む必要なし?
1歳半検診において指さしができない子どもも決して少なくはありません。
例えば家ではできてもいつもと違う環境に緊張してできない子どももいます。
また、家でもそもそも指さしがまだ見られない子どももいるでしょう。
しかし、発育には個人差があり、たとえこの段階で指さしができなくても「発達に問題がある」と言い切ることはできません。
1歳半検診で「要観察」になることもあるかもしれませんが、必要以上に心配することはないでしょう。
また、発語がなくても子どもはすでに言葉や物事を理解しているものです。
ママが必要以上に落ち込んだりせずに、子どもの成長を見守ってあげられると良いかもしれませんね。
一歳半検診の指さしでひっかかるとその後どうなる?
一歳半検診で指さしができないと、以下のような対応になることが多いようです。
- とりあえず様子見
(その後発語がでなければ連絡) - 数ヶ月後に電話がかかってくる
- 数ヶ月後に再び検査
自治体や病院によってその後の対応はさまざまです。
しかし、一歳半検診の指さしができない子は少なくないため、その時点で精密検査になるといったことはほぼないようですね。
とりあえず今できない子も、数ヶ月あればだんだんできるようになることがほとんど。
ただし、2歳になっても発語がでないなど、その後まったく発育が進まない場合は、自治体や病院からの指示がなくてもこちらから連絡をした方が良いかもしれません。
一歳半検診で言葉の遅れにより療育を勧められることも
一歳半検診ではできない項目があったとしても、様子見になることがほとんど。
しかし中には、早くも「療育」を進められることもあるようです。
一歳半検診で何もできない子もいる
1歳半検診では、すべて問題なくクリアできる子もいます。
その逆で、つみきチェックや指さしチェックなど何1つクリアできない子もいます。
しかしそういった場合でも、その後特に問題なく育っているパターンもあります。
そのため、一歳半検診の時点で何もできなくても必要以上に落ち込む必要はありません。
ただし、何か不安な点があれば一歳半検診の際に相談してみるのも大切です。
せっかくの機会なので、疑問に思っていることはぜひ聞いてみてくださいね!
また、指さし練習には今回公開したイラストをぜひ使ってみてください。
印刷して使うのも良いですし、タブレットなどに表示してみるのも良いと思います。
育児に関しては悩みがつきませんが、日々の取り組みは裏切りません。
無理をしない範囲でできることをやってみてくださいね。
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