保育園の入園準備で失敗したママさんは結構多いようです。
そこで今回は、知らないと損をする入園準備のポイントについて解説していきます。
保育園の入園準備を始める前にぜひ一読してみてくださいね。
保育園の入園準備でよくある失敗とは?

保育園の入園準備では、事前に知らないと失敗しやすいことがいくつかあります。
特によくある失敗は、以下の通りです。
- 便利なグッズを知らず無駄に時間がかかった
- 準備したものが保育園で使えなかった
- 食物アレルギーの有無を確認しきれていなかった
- 保育園に合わせた生活リズムになっていなかった
以下では、これらのケースについて詳しく解説していきます。
よくある失敗①便利なグッズを知らず無駄に時間がかかった

保育園の入園前には、さまざまな通園グッズを用意することになります。
この準備がかなり大変で、「心が折れた」というママさんも声も多いようです。
しかし、最近では便利なグッズが増えたことで、入園準備もかなりラクに済ませることができるようになってきました。
こうしたグッズを知らないと、無駄に時間がかかってしまいますので、準備する前に以下の便利グッズの購入を検討してみてくださいね。
- おむつスタンプ
- 印字済みネームシール
- ぞうきんや箱ティッシュのストック
- コインケース
おむつスタンプ
保育園の入園準備で最もあると便利なものは「おむつスタンプ」です。

保育園におむつを持参する場合、ほとんどの園ですべてのおむつに名前を書いて持ってくるように指示がでます。
年齢によって使用する枚数はさまざまですが、1日に4~6枚はおむつを保育園で消費することになるでしょう。
1週間で多ければ25枚程度必要になるのです。
毎週この枚数の名前書きをするのはかなりの負担ですよね。
そのため、おむつスタンプを買ってポンポン押して時短をすると良いでしょう。
保育園によっては、「ビニール袋1枚1枚にも名前を書いてください」といったこともあるため、おむつスタンプはおむつ以外の名前書きでも活躍しますよ!
アイロン不要のネームシール
保育園の持ち物には、とにかくすべてに名前を記入する必要があります。
服やスタイ、靴下などに一つずつ記名しなければいけないため、ネームシールがあると便利です。
最近では、アイロン不要の衣類用ネームシールなどもあるため、どんどん活用していきましょう!

入園前に1シートは用意しておくと安心です。
ぞうきんや箱ティッシュのストック
保育園によっては、定期的にぞうきんや箱ティッシュを各家庭が集めるといったこともあります。
「寄附品」として年に1~2回程度提出を求められることがあるのです。
そんなとき、わざわざ買いに行くのは大変です。
ぞうきんは小学校へ入学すればほぼ必ず使うものなので、買っておいて困るということもありません。

そのため、ぞうきんや箱ティッシュといったものは常にストックとして家に置いてある状態にしておくのがおすすめです。
コインケース
意外に盲点なのがコインケースです。
保育園では、想像以上に集金する機会が多いのです。
その際、「おつりが出ないようにお願いします」と言われることも。
小銭の用意がないと、わざわざお金を崩しにいかなければなりません。
そのため、いつ集金があっても良いように、コインケースに小銭を入れて管理しておくと便利ですよ。

よくある失敗②準備したものが保育園で使えなかった

保育園に入園するからと、多めに服やタオルを買っておく家庭も多いでしょう。
しかし、入園前の説明会では何も言われなかったのに、後から「こういった服はNGです」と注意されるケースもあります。
そのため、保育園で事前に言われていなくても、NGになりやすい服装などは避けておくのが良いでしょう。
以下に、保育園でNGになりやすい服装をまとめておきました。
- フードや紐がついている服
- ボタンが多い服
- ポケットの付いた服
- ロンパース
- 裏起毛やヒートテック
- キャラクターの服
- レースなどの装飾が付いた服
- スカート
- 膝丈より短いズボン
- 生地が伸びないレギンス
フードや紐がついている服
フードや紐は、他の子どもに掴まれる、遊具に引っかかってしまうといった思わぬ事故につながる可能性があるため、多くの保育園でNGとなっています。
ボタンが多い服
ボタンが多い服は自分で着替えることが難しいといった視点から、NGとしている保育園が多いです。
ボタンが1つでもあるとダメ!という厳しい保育園もあるため、基本的にボタンのあるポロシャツやシャツ系の服は避けておくのが一般的です。
ポケットの付いた服
ポケットの付いた服は、NGと言われることは少ないものの推奨していない場合が多いようです。
その理由は、子どもが砂や石、どんぐりなどを入れてしまうから。
ポケットがあると、ついつい子どもはいろんなモノを入れたくなってしまいます。
洗濯の際に毎回ポケットを確認するのは大変なので、基本的にポケットがあるものは避けておくと良いでしょう。
ロンパース
0~2歳の時期には、ロンパースを着させているご家庭も多いでしょう。
しかし、保育園によってはおむつ替えに手間がかかるということから「上下セパレートの服にしてください」といった指示がでることもあります。
そのため、ロンパースばかり買っていると保育園で着る服がなくなってしまうため、セパレートの服も早めから検討しておくと良いでしょう。
裏起毛やヒートテック
冬は寒いから、といったことで裏起毛の服やユニクロのヒートテックを用意するご家庭も多いでしょう。
しかし、保育園内では暖房をつけているため、逆に暑くなりすぎてしまうということも。
冬でも薄手のトレーナーやロンTを推奨している保育園は多いです。
そのため、冬服は秋に着るようなものをそのまま使うことが多くなりますよ。
キャラクターの服
保育園によっては、キャラクターのイラストが入った服がNGという場合も。
キャラクターに注意が集まってしまう、といった理由で避ける園もあるようです。
そのため、保育園に着ていく服を用意する際は、シンプルなデザインを選ぶと良いかもしれません。
レースなどの装飾が付いた服
レースなどの装飾が付いた服もNGという保育園があります。
こちらもやはり、思わぬ事故につながる可能性があるためです。
こういったことを踏まえると、保育園に着ていく服はとにかくシンプルなものが良いということがわかります。
そのため、入園準備ではこういった服装は避けて購入すべきでしょう。
スカート
スカートは、他の子どもが裾を踏んで転倒する、遊具に引っかかってしまうなどの危険性があるため、NGという保育園が多いようです。
そのため、スカートやワンピースではなく、ボトムスはパンツタイプを用意しておくのが良いでしょう。
膝丈より短いズボン
膝丈より短いズボンをはいていると、転んだ際にひざを大きく負傷してしまう可能性も。
赤ちゃんの場合はハイハイしている際に膝が痛くなってしまうということもあるようです。
そのため、ハーフパンツやショートパンツなど膝丈より短いズボンは購入せず、7分丈以上のボトムスから選ぶのが良いでしょう。
生地が伸びないレギンス
ピタッとしてしまい、生地が伸びないようなレギンスはNGという場合も。
これは、自分でお着替えがしにくいということが理由のようです。
また、着替えた際に、裏返しになってしまうといったことも理由の一つ。
保育園に着ていく服は、着替えがしやすい服を着ていくのが一般的です。

例えば、1~3歳くらいなら「GUのサマナルパンツ」など、自分で脱ぎ着がしやすいボトムスを選んであげると良いですよ。
よくある失敗③食物アレルギーの有無を確認しきれていなかった

保育園入園前には、必ず食物アレルギーの調査があります。
保育園で給食を食べる際に、食物アレルギーがあれば取り除いてもらう必要があるからです。
しかし、普段から意識してチェックをしておかないと、いざ調査の用紙を書く際に「まだ食べさせたことがない!」と慌ててしまうことになります。
そのため、保育園に入園するまでに、食物アレルギーの有無は余裕を持って確認しておいた方が良いでしょう。
保育園独自の書類に記載することがほとんどですが、事前に準備をしたい方は「厚生労働省の保育所におけるアレルギー対応ガイドライン(2019年改訂版)」に書かれている項目をまずは確認しておくと良いですよ。
- 鶏卵
- 牛乳・乳製品
- 小麦
- ソバ
- ピーナッツ
- 大豆
- ゴマ
- ナッツ類(クルミ、カシューナッツ、アーモンド)
- 甲殻類(エビ、カニ)
- 軟体類・貝類(イカ、タコ、ホタテ、アサリ)
- 魚卵(イクラ、タラコ)
- 魚類(サバ、サケ)
- 果物類(キウイ、バナナ)
上記は、厚生労働省で告示されている「保育所におけるアレルギー疾患生活管理指導表」にある項目なので、保育園入園まえに確認しておくことが推奨されます。
よくある失敗④保育園に合わせた生活リズムになっていなかった

保育園では、食事・おやつ・昼寝の時間が決まっています。
しかし、保育園に入園するまでは違う生活リズムで暮らしてきたというご家庭も多いのではないでしょうか。
保育園に入園していきなり生活リズムが変わってしまうと、子どもは体調を崩したり精神的に不安になったりすることがあります。
そのため、最低でも入園の1ヶ月前には保育園と同じような生活リズムに整えておくことが大切です。
特に、
- 食事の時間
- おやつの時間
- 昼寝の時間
の3つは必ず保育園のスケジュールに合わせておきましょう。
いつでもおやつが食べられるといった環境に慣れていると、保育園で思わぬ時間にお腹がすいてしまいます。
また、昼寝の時間も合わせておかないと、保育園の昼寝の時間にうまく寝られず困ってしまうことになりかねません。
入園前の説明会などで、一日のスケジュールなどは知ることができるため、確認できたその日から徐々に生活リズムを整えていきましょう。
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