子どもが入園・入学すると心配なのがママ友トラブルですよね。
また、実際にママ友同士のトラブルに頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ママ友トラブルが多い人の特徴や起こりやすいトラブル、ママ友トラブル解決方法について詳しくお伝えしています。
ママ友トラブルが多い人の特徴:トラブルメーカーパターン
ママ友トラブルが多い人は、次の2パターンです。
- トラブルメーカー
- トラブルに巻き込まれやすい人
それぞれどんな特徴があるのでしょうか。
まずは、ママ友との間でトラブルメーカーとしてよく挙がる人の特徴を解説していきます。
- 嫉妬心の強い人
- 人によって態度を変える人
- マウンティングしたがる人
- 人の悪口や噂で話題を作る人
- 人をあてにする人
- いきなりグイグイ来る人
それぞれどのような人なのか、まずは見てみましょう。
自分が当てはまっていないかもぜひ確認してみてくださいね。
嫉妬心の強い人
自分より優れていると感じるママに対して嫉妬心をむき出しにしてしまう人は、トラブルメーカーになりやすいと言えます。
例えば、子どもの持ち物・成績・持ち家などです。
嫌味を言う、マウンティングを取ってくるママも。
うらやましいなと思うことがあっても、自分の心にとどめておくのが吉でしょう。
人によって態度を変える人
人によっていい顔をしたり、冷たくしたりと態度を変えるママも、トラブルのもとになりやすいです。
自分には冷たくされたのに他のママには優しくしているのを見るとモヤモヤしますよね。
ボスママにいい顔をする、利益のない人にはそっけないなどの人が該当します。
マウンティングしたがる人
性別マウンティングや、収入のマウンティングを取られた経験があるママは多いのではないでしょうか。
コンプレックスの裏返しである場合もありますが、
- 自分の子よりお高い習い事に通っていることをアピールする
- 兄弟の数が多いことを苦労話に見せかけて自慢する
など、遠回りに自慢してくるママはトラブルメーカーになりやすいです。
人の悪口や噂で話題を作る人
「そういえば○○さんがね…」と人の悪口をいつも言っているママは周りにいませんか?
悪口を言って回るので、高確率でトラブルメーカーになります。
また、特定の人を仲間はずれにしたいパターンもあるようです。
自分がトラブルメーカーになることを避けるためには、悪口に参加しない姿勢を貫きましょう。
はっきり意見を言わないことで非難されるかもしれませんが、そんな人たちの輪に入る必要はありません。
人をあてにする人
「子どもの送迎をいつの間にか押し付けられていた」
「遊びに誘ってくるのに車を出さない」
など、何かにつけてママ友をあてにするママもいるようです。
当然相手のママからは迷惑がられるのでトラブルメーカーだと思われてしまいます。
いきなりグイグイ来る人
どんどんプライベートに踏み込んでくるママも、トラブルメーカーになりやすいでしょう。
馴れ馴れしいとも言えますし、マウント気質な人も多い傾向にあります。
プライベートでも距離を縮めようとしてくるママには要注意。
ママ友関係は適度距離感が大切なので気を付けておきましょう。
ママ友トラブルが多い人の特徴:トラブルに巻き込まれやすい人パターン
逆に「ママ友トラブルに巻き込まれやすい人」には、次のような特徴があります。
- はっきりと断れない人
- 話を合わせてしまう人
- なんでも鵜呑みにしてしまう人
はっきりと断れない人
なんでもうやむやにしてしまう人はママ友から反感を買いやすいでしょう。
また、断れないためあてにされる・頼まれごとをされるという問題も。
PTAの仕事を押し付けられたという話もママたちの間ではよくあります。
話を合わせてしまう人
自分の本音を飲み込んでママ友と話を合わせてしまう人も、トラブルに巻き込まれやすいでしょう。
トラブルメーカーの人の意見に合わせてしまうことも考えられます。
あてにされた、押し付けられたときも強く言えないため、結果的にトラブルに巻き込まれてしまうのです。
なんでも鵜呑みにしてしまう人
ママ友の行ったことをなんでも鵜呑みにしてしまう人も要注意。
噂話を信じてしまい、他の人に伝えてしまったら、トラブルメーカーと同じだと認識されてしまいます。
また、自分の子供の話だけを鵜呑みにして、子供同士のトラブルで話し合えないというパターンも。
子どもの明らかな嘘まで信じてしまうママもいるようです。
よくあるママ友トラブルの原因は?
ママ友トラブルはできるだけ避けたいですよね。
ママ友トラブルの原因は、主に次の6つが考えられます。
- 子どもの成長や発達
- 子ども同士の喧嘩やケガ
- 金銭トラブル(貸し借りなど)
- 派閥ができる
- LINEやメールでの誤解
- SNS
子供の成長や発達
子どもの年齢が低いときには「発語が早い」「歩き出すのが早い」など、発達に関することがトラブルになりやすいでしょう。
デリケートな問題なので、ささいな言葉のやり取りがトラブルに発展することも。
子どもが小学生になるころからは学力やテストの結果、習いごとの件でママ友問題が起きやすくなります。
子ども同士の喧嘩やケガ
子どもどうしの喧嘩やケガがママ友問題にまで発展するケースもあります。
ケガをさせてしまうと、なおさらトラブルになりやすいでしょう。
子どもの喧嘩で「どちらが原因なのか」「ケガをさせた方の対応」などの理由でママが悩むことはよくあります。
金銭トラブル(貸し借りなど)
ママ友同士でなくても言えることですが、お金の貸し借りはトラブルの元になります。
場合によっては返して欲しいと言えずに泣き寝入りすることも。
金銭感覚の違いもトラブルのもとになりやすいでしょう。
最近ではハンドメイド品をタダで作ってくれと言われるトラブルも増加しています。
派閥ができる
仲の良いママ友同士でグループや派閥ができるのも良くあることです。
グループの一員になれて嬉しいと感じるかもしれませんが、だんだんと居心地が悪くなったり、誰か一人が仲間外れにされたりするなどのトラブルが起こることも。
同じグループのママと金銭的に釣り合わず無理してしまうケースもあるようです。
LINEやメールでの誤解
LINEやメールなど、テキストでのコミュニケーションは、対面に比べて誤解が生まれやすくなります。
微妙なニュアンスの違いが伝えられないからです。
ママ友同士でも、こちらが意図していない意味で受け取られることもありますし、その逆もあり得ます。
手軽に連絡が取れて便利な反面、既読問題やグループトークなどがトラブルの原因になってしまうのです。
ママ友トラブルを極力避ける方法
ママ友トラブルに巻き込まれないためには、事前の回避も大切になります。
前もって準備しておくために次の方法を試してみてください。
- ちょうどよい距離感を身につける
- お金の貸し借りやおごる(おごられる)行為は避ける
- トラブルを起こしそうな人から早めに離れる
- 悪口やうわさ話に参加しない
- 心遣いを忘れない
- 依存しない、深入りしない
実践できるよう、それぞれ以下で詳しくご紹介していきます。
ちょうどよい距離感を身につける
ママ友同士はちょうどよい距離感が大切です。
プライベートまで踏み込まないことを意識しておきましょう。
さらには、踏み込んでこない人とママ友になることも大事です。
お金の貸し借りやおごる(おごられる)行為は避ける
ママ友トラブルはお金の問題に注意が必要です。
ランチは個別会計にする、人数が多いときはテーブルで割り勘するなど、貸し借りの場は極力作らないのが◎
また、プレゼントなどのお返しをするときは、安すぎず高すぎない金額が妥当です。
相手の金額に合わせて調整するのがベターです。
トラブルを起こしそうな人から早めに離れる
トラブルメーカーになりそうなママには初めから注意して接しましょう。
もし仲良くなり始めてから「おかしいな」と感じたら、早めに距離を取ることも大切です。
トラブルメーカーになりそうなママを、先回りして回避しましょう。
悪口やうわさ話に参加しない
トラブルを避けるためには、誰に対しても悪口や噂話をしないことが大切です。
関係のあるママ友グループで悪口や陰口が目立つようになったら、少しずつ距離を置きましょう。
波風が起きにくいのでおすすめです。
心遣いを忘れない
お互いに何かと頼る・頼られる機会があるママ友。
何かをしてもらった時には心遣いを忘れないことでトラブルを回避できます。
周りにいい顔をするというわけではなく、困っている時には声をかけるなど、ちょっとした対応を心がけてみてください。
依存しない、深入りしない
ママ友が必要だと思いこまないことも大切です。
また、ママ友は通常の友達とは違うことを理解しておきましょう。
子ども同士で仲がよくても、親まで仲良くなる必要はありません。
適度な距離間が最大のトラブル回避方法と言えるでしょう。
ママ友トラブルの乗り越え方は?
ママ友トラブルの具体的な乗り越え方を3つ紹介します。
- ママ友とは関係ない、信頼できる人に相談する
- ママ友と距離を置く
- 勇気を出してはっきりと言う(断る)
ママ友トラブルは、解決後に、そのママとどう接するかも悩みの種になります。
解決後のことも見据えて対応するのがおすすめです。
ママ友とは関係ない、信頼できる人に相談する
ママ友との関係に悩んだとき、別のママに相談してしまうと、トラブルがより複雑になる場合があります。
ママ友のトラブルについて相談するときは、ママ友と関係がなく、かつ信頼できる人に話すようにしましょう。
意外なアドバイスをもらえ、あっさりと解決するかもしれません。
ママ友と距離を置く
トラブルにあったときや、トラブルになりそうなときは該当のママ友とひとまず距離を置きましょう。
無視をするのではなく、自然にフェードアウトするイメージで行動するのが◎
こちらからも不要な深入りをしないことで予防に繋がるため、普段から意識しておきましょう。
勇気を出してはっきりと言う(断る)
ほかに手段がない場合には、直接伝えるという方法もあります。
このときに、相手をさげすむような言い方はタブー。
相手のことも尊重する姿勢を見せながら、事実を淡々と伝えてみてください。
今後付き合うつもりがないのであれば「冷静になりたいから今後はお付き合いを控えさせてほしい」と伝えるのもよいでしょう。
ママ友っていつまで続くもの?
子ども同士の付き合いがなくなれば、基本的にはママ友との付き合いは終わります。
子どもの年齢が上がるにつれてママ友からただの保護者同士になることも多いでしょう。
さらに、どちらかのママ友が環境の変化(仕事に出る、習い事をするなど)があると自然と疎遠になってしまいます。
しかし、本当に仲良くなった場合には、その後10年以上関係が続くケースも。
レアケースと言えるので、大半は小学校を卒業するとともに疎遠になってしまうのではないでしょうか。
ママ友は本当に必要?
ママ友は必ずしも作らなければいけないわけではありません。
情報交換や行事の確認ができるなどのメリットもありますが、トラブルに巻き込まれる・親子で悩む可能性があるなどのデメリットもあります。
本当に自分に合ったママ友づきあいをすることが大切なので、時には一時的な関係と割り切って、適度な距離感で接するのがおすすめです。