家族で車や新幹線に乗る際、子どもたちの暇つぶしは大きな課題です。
長時間の移動中に子どもたちは退屈しのぎを求め、その度に親御さんたちは悩まされます。
そこで今回は、車や新幹線での移動中に子どもたちが楽しめるアイディアをまとめました。
画面を見なくても楽しめる遊びや、家族で一緒に楽しめる遊びなど、様々なアイディアを紹介!
旅行や帰省前にぜひチェックしてみてくださいね。
ダイソーで買える!子どもの暇つぶしグッズ
最近のダイソーは子どものおもちゃが豊富ですよね。
車や電車での移動時に暇つぶしになりそうなおもちゃもたくさん販売されています。
机がないとできないものもありますが、年齢によって判断したり、後ほど紹介するチャイルドシートテーブルを活用したりしながら子どもに合わせて選んでみてください。
まずはダイソーで買える移動時の暇つぶしアイテムを10種類お伝えします。
子どもの暇つぶしグッズ
- シールブック
- 折り紙
- スタンプ
- 絵本
- ミニブロック
- ミニカー
- 塗り絵
- お絵描きボード
- プッシュポップ
- 迷路
シールブック
2歳前後から小学生まで、幅広い年齢で楽しめるのがシール遊びですよね。
キャラクターのシールでも楽しんでくれますし、ドットシールのように絵がないシールだと見立て遊びもできますよ。
シールのみ購入する場合は、かならず台紙となる自由帳やノートとともに持ち歩きましょう。
ダイソーであれば、シールと台紙が一体となった「シールブック」がおすすめです。
ただし、車内や電車内に貼られてしまう可能性もあるため台紙に貼るような声かけは必要です。
折り紙
いろいろな遊び方ができる折り紙も暇つぶしに最適です。
ただし、レパートリーが少ないと飽きやすいため注意してください。
折り方をスマホで調べながら折ってもいいですし、100均で折り方の本を探してもいいでしょう。
店舗の品揃えにもよりますが、SNS等でもダイソーで折り方の本を購入している方は多く見られました。
スタンプ
いろいろな種類のスタンプで遊ぶのもおすすめです。
押す場所を理解できる・守れる年齢になってから取り入れてください。
小さいのでかさばらないのもメリット。
万が一ふたが外れても大丈夫なようにケースや保存袋に入れて持ち歩きましょう。
シール遊びや折り紙遊びとの相性も抜群なので合わせて持っていくとよいですね。
絵本
定番の絵本も欠かせません。
2歳以下なら厚紙のものがおすすめ。
店舗やタイミングにもよりますが、ダイソーにも厚紙タイプの絵本は売っています。
100円なら汚れても破られても許せるのが嬉しいところ。
小学生なら絵本よりもクイズブックやゲームブックのほうが楽しんでくれるかもしれませんね。
ダイソーでも大きな店舗では取り扱いがあるようです。
ぜひお近くの店舗を確認してみてください。
ミニブロック
ブロック遊びは集中して遊んでくれやすいので、移動時にあると助かります。
ただし、散らばったり紛失したりしやすいのでケースは必須です。
袋に入れるよりもケースに入れた方が、そのままケースの中だけで遊んでもらえるのでおすすめ。
ダイソーには一つの商品で一つの動物や乗り物が作れるミニブロックがあります。
もちろん自分の好きなように組み立てることもできるので幅広く遊べます。
ミニカー
乗り物のおもちゃが好きなお子さんなら、ミニカーがおすすめです。
音も出ず扱いも簡単なので持ち運びにぴったりですね。
子どもと一緒に選んで持っていくとより効果的。
ダイソーにも乗り物のおもちゃが豊富に売られています。
持ち運び用のケースを一緒に購入しておくとよいでしょう。
お絵描き・塗り絵
色鉛筆とお絵描き帳、または塗り絵を持っていくのもいいですね。
ダイソーなら、アンパンマンやディズニーなどのキャラクター塗り絵がたくさんあります。
ただし、子どもが車内のテーブルに届かないときはキッズ用の車内テーブルなど台になるものが必要になるでしょう。
お絵描きボード
「色鉛筆はバラバラになるから持っていくのが心配」という方にはお絵描きボードがおすすめです。
ホワイトボードよりも、磁石のついた専用のペンを使って書くタイプがよいでしょう。
ダイソーの商品はミニサイズなので持ち運びにもぴったり。
描いたものをクイズにしたり文字を書いて手紙交換をしたりすると長い時間飽きずに遊べます。
プッシュポップ
プッシュポップとは、丸いくぼみを押したり戻したりして遊ぶ、シリコン製のおもちゃです。
幼児から小学校低学年まで遊べます。
ダイソーでも、通常の商品からキーホルダータイプの商品まで豊富に扱われています。
気軽に持ち歩けてポコポコとした感触を楽しめるので子どもからも人気。
シリコン製なので汚れても水洗いできるところが嬉しいですね。
迷路
ダイソーには迷路も売っています。
絵本タイプや立体になっているタイプなど、様々な商品があるのでぜひ探してみてください。
迷路で嬉しいのは、かならずしもペンを持っていかなくてもいい点です。
指でなぞれば繰り返し遊べます。
迷路ブックにシールを貼って遊ぶのもいいですね。
あまり細かい迷路だと、じっくり見つめることで目が疲れやすいので注意しましょう。
適度に休憩を取って目を休めてください。
長く使える!子どもの暇つぶしおもちゃ
ダイソーのおもちゃは気軽に遊べて便利ですが、耐久性なども考えると長く遊べないのがデメリットですよね。
子どもの暇つぶしにも使えて長く遊べるおもちゃ・アイテムを6つ紹介します。
子どもの暇つぶしおもちゃ
- チャイルドシートテーブル
- しかけ絵本
- 音の出る絵本
- 子ども用雑誌
- 持ち運びできるLEGO
- 子供用カメラ
- 音の出る図鑑
- トラベル用カードゲーム
チャイルドシートテーブル
車の場合、まずは「チャイルドシートテーブル」があると遊びの幅が広がります。
折りたたみ式なので持ち運びにも便利ですし、絵を描くときなどの台にもなります。
おやつ・軽食時に使えるのも嬉しいですね。
おすすめなのは、ぐるりと一周ふちがあるタイプ。
お腹とテーブルの間に食べ物やおもちゃを落とさずに済みます。
ブロックなど細かいおもちゃで遊ぶときも便利ですね。
しかけ絵本
ダイソーにもしかけ絵本はありますが、ボリュームはかなり小さいですよね。
長く使うなら、しっかりとボリュームのあるしかけ絵本は1冊用意しておくと長く遊べます。
中には大人でも楽しめるほど精工な仕掛けがある絵本も。
長距離移動のときだけ読める特別な絵本にしておくと、子どもたちも楽しみにしてくれますよ。
赤ちゃんであれば、ベビーカーやチャイルドシートに取り付けやすい「布えほん」もおすすめです。
音の出る絵本
自家用車での移動なら、歌を聞いたり歌ったりできる絵本も良いでしょう。
ピアノ絵本であれば、鍵盤をたたいて音を出したり歌を聴いたりいろんな楽しみ方ができますよ。
子ども用雑誌
年齢に合った子ども用雑誌を1冊用意するのもおすすめです。
子ども用雑誌なら、絵本・付録のおもちゃ・シールなど、一冊でいろんな遊びが楽しめるため、かなり間が持ちます。
雑誌にはいろんな種類があるため、
- 子どもが好きなキャラクターがメインになっている
- 好きそうな付録がついている
といった基準で選ぶと良いでしょう。
年齢 | おすすめの雑誌 | メインキャラ |
---|---|---|
0~2歳 | いないいないばあっ! | ワンワン |
1~3歳 | ベビーブック | アンパンマン シナぷしゅ |
1~3歳 | きらきらディズニー | ミッキーマウス ミニーマウス |
1.5~3歳 | げんき | ワンワン ミッフィー |
2~4歳 | めばえ | アンパンマン |
3~5歳 | おともだち | プリキュア |
4歳 | ディズニープリンセス らぶ&きゅーと | ディズニー プリンセス |
4~6歳 | 幼稚園 | ー |
4~6歳 | たのしい幼稚園 | プリキュア |
小学生 | ポケモンファン | ポケモン |
小学生 | キラピチ | すみっコぐらし |
小学生 | キャラぱふぇ | すみっコぐらし 星のカービィー |
小学生 | ぷっちぐみ | すみっコぐらし |
小学生 | おえかきひめ | すみっコぐらし |
小学生 | 小学一年生 | ピカチュウ ドラえもん |
持ち運びできるLEGO
LEGOといえば、長く遊べるおもちゃの代表的な存在ですよね。
深型トレーの上だけで遊んでもらったり、持ち歩き用の収納ケース付きLEGOを買ったりすることで車内や電車内でも遊べます。
また、「LEGOフレンズ」という商品もあります。
LEGOフレンズにはブロックパーツだけではなく人形がセットになっているため、ごっこ遊びも同時に楽しめますよ。
子供用カメラ
2歳前後から小学生まで楽しめるのが子供用カメラ(トイカメラ)です。
たとえば旅行に行くときに持っていけば、旅先の風景や家族の様子を写真に納められます。
親にとっても、子どもの視点を確認できるいい機会になりますね。
購入時には、データの移動ができる・インカメラが使えるなどのスペック面も注意してください。
ミニゲームが内蔵されている商品もあるので、気になる場合は必ずチェックしましょう。
音の出る図鑑
図鑑はもともと長く使えますが、音の出るタイプだとさらに楽しんで使ってくれるでしょう。
2歳前後からは言葉の習得にも役立ちますし、3歳を過ぎるころからは図鑑として知識が広がるのを助けてくれます。
トラベル用カードゲーム
長距離移動専用で長く使いたいなら、トラベル用カードゲームがおすすめです。
車内で使うなら、カードを並べて遊ぶ商品ではなく、話題やクイズを提供してくれる商品を選ぶとよいでしょう。
コンパクトで場所を取らないので車内に常備しておくのも◎
何種類か集めておくと、さらに飽きずに時間を過ごせるでしょう。
夢中で遊ぶ!子どもの暇つぶしアプリ
スマホアプリはどんな子どもも夢中で遊んでくれますよね。
子どもがぐずぐずしたときもパパやママの味方です。
年齢別で子どもの暇つぶしに使えるおすすめアプリを選びました。
ぜひ参考にしてください。
0~2歳
赤ちゃんには操作が簡単で画面もシンプルなアプリがおすすめです。
また、長時間の利用は赤ちゃんも疲れてしまうため、まずは短い時間から遊ぶようにしましょう。
タッチ!あそベビずかん
赤ちゃんから遊べるアプリと言えば、「あそベビー」のシリーズ。
「あそべビずかん」はタッチするだけで絵や音で反応してくれるアプリです。
操作が簡単なので赤ちゃんが初めて遊ぶアプリにもおすすめ。
ぜひ声掛けとともに親子で遊んでみてください。
ゆびつむぎ
名前の通り、子どもが指でタッチしたりなぞったりすると絵本のようなイラストから物語が生まれます。
柔らかな雰囲気と可愛らしいイラストなので赤ちゃんにも安心して見せられますよ。
グッドデザイン賞やキッズデザイン賞も受賞しているアプリです。
3歳~5歳
幼児期になるとスマホへの興味も強く、実際にスマホに触れている子どもも多いですよね。
ゲームの要素が強いアプリも楽しいですが、親からすると気になるもの。
学びもありつつ子どもも楽しく遊べるアプリを3つ紹介します。
ごっこランド
100種類以上の知育ゲームと50種類以上のごっこ遊びを体験できるアプリです。
「日本生命のびょういんのせんせいごっこ!」や「花キューピットのお花屋さんごっこ」など、各企業とのタイアップミニゲームも入っています。
ゲーム数が多い分、熱中すると長時間遊びがちなので注意してくださいね。
ワオっち!ランド
知育アプリで人気の「ワオっち」シリーズの幼児~小学生向けアプリです。
上記で紹介した「ごっこランド」よりも幼児寄りの印象。
数・ひらがな遊びから企業とのタイアップミニゲームまで、子どもが楽しめる工夫が満載です。
月替わりの「謎解きワオっち」やクリアすればするほど集まるコレクション要素も飽きずに遊べる理由の一つとなっています。
Amazon Kids+
Amazon Kids+は、児童書、知育コンテンツ、ビデオ、ゲームなど、年齢に応じて楽しめる数千点のコンテンツを提供しているお子様向け定額サービスです。
3〜12歳向けのゲームアプリや動画が広告なしで使い放題なので、ストレスフリーで楽しめます。
学べるコンテンツも多いため、ゲームはちょっと・・・という親御さんであれば、子どもにやらせたいアプリだけダウンロードをしてWi-Fiを切って使うのもおすすめです(キッズタブレットの場合:Wi-Fiを切っておくとダウンロードしたアプリしか使えない状態になる)。
月額サービスなので、お出かけが多い月だけ課金するのが良いかもしれません。
6歳以降
小学生にもなると、できることも増えてきます。
一方でスマホゲームへの興味も強くなってきますよね。
子どもがスマホを使って楽しく成長できるアプリを2つ紹介します。
シンクシンク
思考力を育むアプリとして好評なのが、こちらの「シンクシンク」です。
世界150ヶ国250万人以上がプレイしているグローバルなアプリ。
図形やパズルの問題を通して考える力を育みます。
ただし課金要素が強く、無料で遊べる問題は限られるので注意してください。
算数ファンタジア
算数とRPGを掛け合わせた勉強系ゲームです。
四則演算を繰り返し解きながらゲームを進めることができます。
キャラクター育成要素やスキル要素もあるので、普段ゲームが好きな子ほど楽しく学んでくれるでしょう。
子どもの計算力を高めたいと思っているパパママはダウンロードしてみてはいかがでしょうか。
広告なしのアプリなら快適
無料で使えるアプリは便利な一方で、遊んでいる途中で何度も広告が表示されます。
その度に、子どもも大人もちょっとイライラ。
盛り上がっている良いところで広告の動画が流れることもあり、気持ちがげんなりしてしまうというデメリットもあります。
定期的な旅行や実家・義実家への帰省があるご家庭であれば、月額サービスの検討をするのがよいかもしれません。
例えば以下のようなコンテンツがおすすめです。
長距離ドライブに必須!酔わない遊びは?
車で長距離移動をする際、実際に使ってみると酔いやすいアイテムもありますよね。
酔いやすさには個人差があるので、初めての長距離移動ではどうなるかわかりません。
酔わない・酔いにくい遊びの準備もしておいて損はないでしょう。
まずは乗り物酔いしやすい年齢から確認していきます。
乗り物酔いをしやすいのは何歳から?
赤ちゃんは基本的に乗り物酔いしないと考えられています。
理由としては、脳の機能が未発達で感覚混乱が起きづらいからです。
乗り物酔いを始めるのは2歳ごろからです。
乗り物酔いは、脳が発達を始める2歳ぐらいから見られるようになり、4、5歳では約1割、その後の学童期では約3割が発症すると言われています。
引用:ミキハウス
さらに、小学校に入るころから乗り物酔いをする子どもの割合は増えていきます。
その後成長するにつれて症状が出なくなることも多いため、乗り物酔いしやすい年齢のピークは小学生だと言えます。
車内でも酔わない遊びはある?
車酔いをするかどうかは、子どもの体質や、その日の体調によっても異なるので必ず酔わないとは言い切れません。
しかし、酔いにくい遊び方を知っておくのは大切ですよね。
乗り物酔いの症状が出てくるのは2歳ごろ。
2歳から楽しめる、酔いにくい遊びやおもちゃは次の通りです。
- 手遊び
- ぬいぐるみや人形遊び
- 歌をうたう
- イントロクイズ
- 車内ピクニック・おやつタイム
手遊び
幼児さんのうちは手遊びも楽しめます。
保育園や幼稚園で習った手遊びを普段から子どもに聞いておくとよいでしょう。
YouTubeで画面を見ずに音だけ流して一緒に手遊びしたり、CDやデジタル音源を入手したりしておくのもよいですね。
替え歌や手振りのアレンジにも挑戦すると楽しいですよ。
ぬいぐるみや人形遊び
乗り物酔いは、三半規管と目で受ける情報にズレが生じることで起こります。
ぬいぐるみや人形遊びなら細かいものを見つめずに済みますね。
お気に入りのぬいぐるみや人形をいくつか持って出かけてみてはいかがでしょうか。
複数持っていくことで会話したりごっこ遊びをしたりと幅が広がりますよ。
歌をうたう
音楽に合わせて歌をうたうのもおすすめです。
知っている曲を歌うだけでは時間がもたないので、オーディオブックやデジタル音源を用意しておきましょう。
- 「おかあさんといっしょ」のアルバム
- キャラクターソング音源
- 絵本の朗読
など、子どもの好みに合わせて用意してみてください。
音を聴いているうちに子どもが眠ってしまうこともあるので、パパママもゆっくりできるかもしれません。
イントロクイズ
スマホに入っている音楽データを使ってイントロクイズをしても楽しめます。
小学生以降におすすめです。
普段一緒に聴く音楽がある場合には、より盛り上がるでしょう。
兄弟でいくつ当てられるか競ってもよいですね。
車内ピクニック・おやつタイム
遊ぶのに飽きてしまったら、車内ピクニックやおやつタイムで時間を稼ぎましょう。
車酔いを避けるために食べ過ぎは禁物です。
車内でも食べやすい小分けや一口サイズの商品を選び、適量を食べるようにしましょう。