これまで何一つ不満に思ってこなかったママさんでも育児中は「旦那がズルい」と感じることが増えるでしょう。
そこで今回は、どんな場面でズルいと感じることが多いのか、その対処法を解説していきます。
育児中に旦那をずるいと思う瞬間は?
「旦那が育児に全然協力してくれない…」
「むしろ私ばかり忙しくて旦那がずるい!」
そんな方も多いのではないでしょうか。
この記事では、育児中に旦那がずるいと感じたときの対処法から根本的な解決策まで紹介しているのでぜひ最後まで読んでみてください。
まず、どのような状況で「旦那をずるい」と感じる人が多いのか、イライラシーンをまとめてみました。
- 自分のことを自分でやらない
- 子どもを可愛がるだけ
- シンプルに「使えない」
- 育児について調べない
- 育児しすぎ
- 共働きなのに家事育児が不平等
- 自分の時間が持てる
- 自分のペースで動ける
自分のことを自分でやらない
- 食べた後のお皿が置きっぱなし
- 脱いだ服が落ちている
など、まるで旦那が大きな子どものように感じる瞬間もあるでしょう。
子どものことで手一杯なのに旦那の後片付けまでさせられると、旦那に対して
「ラクに過ごせていいな」
「旦那だけずるい」
と思ってしまいますよね。
子どもを可愛がるだけ
旦那が帰宅するのは育児が全部終わったあと。
子どもを可愛がるだけでいいのがずるいと感じてしまいますよね。
また、旦那の方が子どもと接する時間が少ないため、子どもにイライラせずにいられるのがうらやましいと感じることも。
ママはイライラして子どもにきつく当たってしまうとなれば、なおさら旦那をずるいと感じるでしょう。
シンプルに「使えない」
旦那が自分から行動してくれない、手伝ってほしいときにいないといったことが重なると、どうしても「使えない」と思ってしまいます。
子どものことについて相談しても他人事、協力しようとしないといった態度にママはがっかりますよね。
そして、そんな気楽さがうらやましい・ずるいと感じてしまうものです。
育児について調べない
子どもの悩みは尽きないものですよね。
子どもとのかかわり方や発達のことなど、日々検索しているママも多いはず。
そんなとき、旦那の態度によっては「心配しているのは私だけなの?」と感じることがあります。
悩みが少なくてずるいと感じるとともに、協力してくれない姿勢に失望してしまうことでしょう。
育児しすぎ
まったく協力してくれない旦那にイライラするのは当然ですが、逆に旦那が育児に手出ししすぎてイライラするというパターンもあります。
特に、自分がやりたいところだけ参加しようとする場合はずるいと感じるでしょう。
- やる気はあるけどタイミングが合っていない
- 方法が間違っている
など、ママからしたらむやみに手を出してほしくない場合も。
お互いのペースが噛み合わないのもストレスになりますよね。
共働きなのに家事育児が不平等
お互い働いているのに家事と育児の分担が不平等だと、どうしても旦那をずるいと感じてしまいます。
「園から呼び出しがあったときはママが対応するのが当たり前」など、ママ側だけ負担が大きいパターンもよくあります。
自分ばかり頑張って、旦那は何もしてくれないという気持ちは溜まるいっぽうです。
自分の時間が持てる
相談なく会社の飲み会に参加するなど、自分だけ勝手に予定を入れてしまう旦那に対してもずるいと感じますよね。
「自分は家事・育児・仕事で自由な時間が0なのに、旦那は子どもが生まれる前と生活が変わらない!」とストレスが溜まるママは多いでしょう。
自分のペースで動ける
ママは子どもたちのスケジュールに合わせて忙しく夕方~就寝までを過ごしているのに対し、旦那は帰宅したらゆっくりご飯を食べたり、お風呂に入ったりするのが当たり前。
そんな状況なら、旦那に対してずるいと感じるのも仕方ありません。
外出時も子どもの準備やスケジュールを気にせずマイペース。
ママだってたまにはゆっくりご飯や風呂を済ませたいですよね。
育児中に旦那にイライラしたときの対処法
それでは、上記のように「旦那にイライラした」ときはどう対処したらよいのでしょうか。
ここでは、すぐにできる対処法を8つ紹介します。
- 美味しいものを食べる
- 自分へのご褒美を用意する
- 美容院の予約を入れる
- 友達に話す
- 支援センターなどで相談する
- 期待しない
- 旦那から離れる時間を取る
- 紙やノートにイライラを書き出す
それぞれ確認してみましょう。
美味しいものを食べる
イライラが溜まってきたときは、美味しいものをゆっくりと食べる機会を作ってみてください。
家事・育児・仕事で食事がおろそかになってしまうママは多いです。
美味しいものを食べると、お腹を満たせるだけでなく気分的な満足感も得られます。
ストレス発散につながるかもしれません。
自分へのご褒美を用意する
自分へのご褒美を用意しておくのも効果的です。
「ここまで乗り切ったら、好きな服を買おう」などと決めておくと、モチベーションアップに。
ただし、エスカレートして買い物依存となるケースもあるため、プチギフトくらいがちょうどいいでしょう。
美容院の予約を入れる
普段から自分のことを後回しにしがちなママ。
忙しくて美容院に行く時間が取れない方も多いのではないでしょうか。
美容院に行くと、自分の見た目も変わって気分転換になります。
また、丁寧なシャンプーやブローは自分を大切にしている実感につながるのでおすすめです。
友人に話す
信頼できる友人にイライラを聞いてもらうのも一つの手段です。
共感してもらうことで、「うちだけじゃないんだ」「私は間違ってない」と安心できます。
注意したいのは、愚痴ばかりになってしまわないようにすること。話し出すと、たくさん聞いてもらいたくなりますが、友人関係に影響がない程度にとどめておくとよいでしょう。
支援センターなどで相談する
友人に話すのは気が引ける場合や、子ども連れで誰かに相談するのが難しい場合には、子育て支援センターなどで公的な相談支援を受けましょう。
専門的なアドバイスをもらいたい方にももちろんおすすめです。
夫婦で相談できる場合もあるので、可能かどうか尋ねてみるのもいいでしょう。
期待しない
旦那に対する期待値をはじめから下げておくという方法は、ママたちの間でよく言われています。
期待していると、その期待に応えてくれなかったときに「なんでこんなこともしてくれないの」とイライラしてしまうので、「思ったよりもやってくれた」と思うようにしてみましょう。
いつの間にか旦那に対して期待値が上がりすぎていないか、確認してみてください。
旦那から離れる時間を取る
旦那に対してイライラすることが増えたと感じたら、意識的に旦那と離れるのもおすすめです。
気分転換はもちろん、旦那とのかかわり方を冷静に考える時間にもなります。
旦那に子どもを預けて一人になるのも◎
普段、旦那が子どもの世話をしない家庭なら、ママが一泊二日の旅行に行くなど、絶対に育児をしなければならない環境を作ってみるのもおすすめです。
ママのリフレッシュも兼ねて、温泉などに行くのも良いでしょう。
紙やノートにイライラを書き出す
イライラしたことを紙に書き出す方法もおすすめです。
書いた紙はビリビリに破いて捨ててしまいましょう。
自分が何に対してイライラしているのか整理できますし、破いて捨てればイライラを自分の中から追い出すことにつながります。
育児で使えない旦那の根本的な対策法は?
夫婦関係や育児のすれ違いは、その場しのぎの対処だといずれ限界がきてしまうことも。
根本的な解決をしておけば、今後別の問題が出てきても夫婦で対処しやすくなります。
おすすめの対処法は、以下の5つです。
- 話し合う
- してほしいことは具体的に伝える
- 子どもを預けて外出する
(強制的に育児に参加してもらう) - アプリの共有をする
- 家事や育児を可視化する
詳しくお伝えするので、ぜひ実践してみてください。
話し合う
一番の解決方法は、お互いが納得できるまで夫婦で話し合えることです。
話し合えるようになっておけば、育児以外の問題解決にも役立ちます。
話し合いのメリットは?
話し合いをすることで、育児に対する考え方のズレやお互いの気持ちを確認できます。
ママも、伝えづらいがゆえに言えていない気持ちがあるかもしれません。
お互いにモヤモヤを解消できるのが、話し合いの一番のメリットです。
どんな話し合いをしたらいい?
話し合いと言っても、ハードルが高いこともありますよね。そんなときには、次のポイントを意識してみてください。
- 事前に話すこと(伝えたいこと)を決めておく
- LINEなどで話し合いの予定を立てる(お互い気持ちの準備をする)
- 失望しないよう、期待せず話し合いにのぞむ
- 相手の指摘ばかりにならないようにする
話し合いはあくまで落ち着いてすることで効果があります。
「あなたはいつも~で…」というより「私は~と思うけどあなたはどう?」と自分の気持ちを伝えるイメージで話し合うと、喧嘩になりにくいでしょう。
上手く話し合いができない場合は?
どうしても喧嘩になってしまうなら、メールやLINEでのやりとりでもOK。
また、話し合いが平行線という場合は話し合い以外の方法がおすすめです。
お互いのストレスになるだけでは解決につながらないので、他の方法を試してみてください。
してほしいことを具体的に伝える
旦那が協力してくれないと思っていたら、「何をすればいいか分からなかった」というパターンもあります。
ママからすれば、聞いてよ!と言いたくなりますよね。
しかし、「問題ないと思っていた」「しっかり対応してくれているから手を出さなかった」ということも実際にあるのです。
まずは、いつ・どのタイミングで・何を手伝ってほしいか、具体的に伝えてみてください。
子どもを預けて外出する(強制的に育児に参加してもらう)
旦那が育児に関して理解してくれないと感じたら、日付を決めて、一人で外出すると宣言してしまうのも一つの手段です。
「普段の育児を体験してみてほしい」と伝えられるのがベターですが、伝えづらい場合には「気分転換したい」「友だちから相談に乗ってほしいと言われた」などと伝えてみましょう。
実際に一日通しで子どもを見る体験は、旦那にとってもいい機会となるはずです。
アプリの共有をする
カレンダーアプリや育児日記のアプリを共有する方法もあります。
普段家にいることの少ない旦那は、現状が把握しきれていないことも多いからです。
スケジュールや今日の子どもの様子を共有することで、日々のママがどんなに忙しいかを実感してくれるかもしれません。
家事・育児を可視化する
ママがやっていることを紙に書き出して見せるのもおすすめです。
なぜなら、旦那はママがどれほどのタスクを日々こなしているか気づいていないパターンもあるからです。
タスクはなるべく詳しく書いておくと、より効果的でしょう。
日々のタスク一覧を作ったら、どれをお願いしたいのか旦那に伝える・話し合うのも良いでしょう。