子どもと一緒に飼いやすい小動物は?

子どもがある程度大きくなると、「ペットを飼いたい」という日が多くのご家庭でやってくるでしょう。
そんなとき、多くのご家庭で検討されるのが、犬・猫・小動物です。
しかし、庭や家が広くない場合や家の一室のみで飼育を考えると、必然的に選択肢は小動物に絞られることになります。
そこで今回は、集合住宅でも飼いやすいおすすめの小動物ペット9選をご紹介していきます。
- ハムスター
- ウサギ
- シマリス
- チンチラ
- デグー
- ハリネズミ
- モモンガ
- フェレット
- インコ
以下では、それぞれの小動物について簡単に解説していきます。
おすすめ小動物ペット①ハムスター

初めてのペット、子どもとの飼育なら最もおすすめなのは「ハムスター」です。
ハムスターは手のひらサイズの小型ペットであるため、一人暮らしのアパートや集合住宅の一室など、狭いスペースでも飼育が可能です。
また、ハムスターはペットとして人気が高く流通量も多いため、ハムスター自体の価格が安く、えさやケージなども最寄りのペットショップで買いそろえやすいというメリットがあります。
ハムスターは社交的な動物なので、適切な環境のもとにお世話をすることで、なつく可能性が高い動物です。
さらに、ハムスターは夜行性であるため、日中は寝ていることが多く、飼い主が出かけている時間には活発に動き回ります。
こういった点でも、仕事や学校がある忙しい人でも飼いやすいと言えるでしょう。
おすすめ小動物ペット②ウサギ

うさぎは小動物の中では少し大きい動物ですが、種類によってはそこまで大きくならないこともあります。
初めて飼うのであれば、
- ネザーランドドワーフ:うさぎの中でも小さい種類
- ホーランドロップイヤー:温厚で人見知りしにくくなつきやすい
の2種類がおすすめですよ。
性格が穏やかなうさぎは、たくさんの癒しを与えてくれる存在になるでしょう。
また、うさぐはトイレトレーニングがしやすく、お散歩ができるというメリットもあります。
家の中だけでなく、庭や自宅周辺で一緒に時間を過ごせますよ。
おすすめ小動物ペット③シマリス

シマリスは動きが素早く活発で、性格も社交的で遊び好きです。
飼い主との愛情のやり取りが楽しめるため、癒し効果が高いと言われています。
シマリスのお世話は餌やりやケージの掃除、爪切り、毛づくろいなどが主となりますが、シマリス自体が非常に清潔好きなので、お手入れが楽といわれています。
シマリスの餌代や医療費などのコストは比較的安く、他のペットと比較して経済的というメリットもあります。
おすすめ小動物ペット④チンチラ

チンチラは比較的長寿命で、平均寿命は10年以上になります。
そのため、他の小動物よりも長く一緒にいられるというメリットがありますよ。
また、性格が温和で愛情深いため、なつくことも多く、コミュニケーションのやり取りが楽しめます。
臭いが少なく鳴き声も静かなので、アパートやマンションなどの住宅でも飼育が可能です(住居自体のペット条件は要確認を)。

おすすめ小動物ペット⑤デグー

デグーは非常に社交的な正確の子が多く、なつきやすいのが特徴です。
また、賢く学習能力があるため、訓練をすることで道具を使ったり芸をしたりするようになるデグーもいます。
さらに、同種の仲間とも仲良くすることができます。
夜行性であるため、一緒に遊べる時間が長いというメリットもありますよ。

おすすめ小動物ペット⑥ハリネズミ

キュートな見た目で近年人気が急上昇しているのがハリネズミです。
ハリネズミは、好奇心旺盛で、時にはお茶目な行動をすることがあります。
そんな姿に癒やされる飼い主たちが続出しているのです。
ただし、ハリネズミは警戒心が強いため、信頼感を深めるには、なるべくストレスを与えないよう静かな環境で、根気強く飼い主の匂いに慣れさせることが必要となります。
おすすめ小動物ペット⑦モモンガ

大きな目やふわふわのしっぽが人気のモモンガ。
日本でペットとして飼われているモモンガは「アメリカモモンガ」と「フクロモモンガ」の2種類です。
ケージで飼うことができるため、飼育スペースが小さくて済みます。
なつくと滑空した際に飼い主さんの肩に止まったり、手乗りしたりとふれあいが楽しめます。
おすすめ小動物ペット⑧フェレット

小型で長い身体とかわいらしい表情が特徴的なフェレット。
一般的に人になつくことが多いと言われています。
フェレットは活発で運動が大好きな動物ですので、適切な運動の機会を与えることも重要です。
フェレット自体、小動物の中では身体が大きいですし、活発で運動が大好きという特徴があるため、部屋の一室で飼えるものの、ケージはある程度のサイズが求められます。
おすすめ小動物ペット⑨インコ

インコは鳥類の中でも特になつきやすく、知能が高いため人間ともコミュニケーションの取れる鳥として人気です。
声を出すことが好きで、人の話し方や鳴き声を真似ることができるため、子どもも積極的に関わったりお世話をしたりすることが増えるでしょう。
インコの中でも、「セキセイインコ」「コザクラインコ」「ボタンインコ」といった種類が特に人気です。
ペットを飼う際には責任も
ペットを飼うということは、その動物の生命や幸福を保護するための責任をすべて負うことになります。
ペットには、適切な餌や水、清潔な環境、定期的な健康チェック、適切な運動や遊びなどが必要です。
また、ペットを飼うことによって発生する費用も、しっかりと予算を立てて準備する必要があります。
そのため、ペットを飼う前には、その動物の性格や特徴、必要なケアや費用、飼育スペースなどを十分に調べ、飼育に必要な知識を習得することが重要です。
ペットを飼うことは、人と動物との関係を築く素晴らしい経験であり、愛情を与え、受け取ることができます。
しかし、その反面、責任ある行動が求められます。
飼い主は、ペットを飼うという責任を常に意識し、動物を大切にし、幸せな生活を送るように努めることが大切です。