赤ちゃんの髪の毛はいつ切るものなのか、タイミングについて徹底解説!
ファーストカットのアイディアや上手にセルフカットする方法などを詳しくご紹介していきます。
赤ちゃんの髪の毛はいつから切る?タイミングは?
「赤ちゃんの髪の毛が伸びてきたけれど、いつ切ればいいの?」と疑問に思う方も多いかもしれません。
赤ちゃんの髪の量と伸びるペースは個人差が大きく、「月齢〇ヶ月になったら」という明確な基準はありません。
生後3ヶ月にはもうフワフワと髪がある子もいれば、まだうっすらとしか生えていない子もいます。
そのため、髪を切るタイミングは次の点に留意して決めるとよいでしょう。
- 前髪が目にかかっている
- サイドの髪が耳にかかっている
- 襟足が伸びて首に当たっている
- 胎毛筆を作るかどうか
前髪が目にかかっている
前髪が長すぎると眼球に触れて傷つけてしまうことがあります。
その傷ついたところから細菌が目に入ると目に異変が起こることもあり、危険です。
そのため、前髪が目にかかるくらいに伸びていたら切ってあげるのが良いでしょう。
サイドの髪が耳にかかっている
髪の毛が耳の中に入ったり、耳に当たったりするようなら切りましょう。
耳は皮膚が薄く外部からの刺激に敏感なため、髪が当たると痒みの原因になることがあります。
襟足が伸びて首に当たっている
子どもの肌は未熟でとてもデリケート。
首のうしろに髪の毛が当たると、それだけで刺激となり、肌トラブルの原因となります。
短く切るか、長い髪は縛るようにして肌に刺激を与えないようにしましょう。
胎毛筆を作るかどうか
胎毛筆を作るのに必要な髪の量と長さは、製作会社と商品の種類により異なります。
光文堂の1番人気商品「桜」では、長さ6cm以上、量は束ねて8mm以上が必要なようです。
胎毛筆用に切ったあと、思ったよりも短くなりすぎてしまった…というケースもあるため、心配な方は必要な髪の長さより余裕をもち長めに伸ばすといいでしょう。
ファーストカット記念のアイディアまとめ
一生に一度しかないファーストカット。
赤ちゃんがお腹の中にいたときの胎毛を残せるのはこの時しかありません。
胎毛は、お母さんのお腹の中で羊水の刺激から赤ちゃんを守ってくれていた毛でもあります。
せっかくなら記念に残しておきたいですよね。
そこで以下では、ファーストカットの記念に胎毛を素敵な方法で残せるアイディアをご紹介していきます。
- 胎毛筆
- ファーストカットアート
- ネックレスやブレスレット
- メモリアルフレーム
- メモリアルボックス
- ダイヤモンド
- ビーズアクセサリー
ファーストカットのアイディア①胎毛筆
ファーストカットの髪の毛で作る記念筆を胎毛筆といいます。
古くより赤ちゃんの頭脳明晰や健やかな成長を祈るために作られてきました。
ハサミを入れたことのない繊細な毛先のある胎毛で作れるのは一生に一度だけ。
通販でも、お仕立券などが販売されているため、キレイに作りたい方はこういったサービスを利用してみてくださいね。
胎毛筆に必要な髪の毛の量はメーカーにより異なりますが、先述した光文堂では、長さは6cm以上、量は束ねて8mm以上必要です。
胎毛筆を作りたい場合は、ファーストカットするタイミングもよく考慮する必要がありますね。
ファーストカットのアイディア②ファーストカットアート
ファーストカットアートとは、紙に描かれた赤ちゃんの似顔絵やイラストに、カットした髪の毛を張り付けて保存するものです。
胎毛筆と異なり、短くて少ない髪の毛でも、自宅でセルフカットした髪の毛でも簡単に作成できます。
他と比べて低価格で用意できるのもいいところですよ。
市販品以外にも、子どもが自分で描いた絵や、写真を使う方法もあり、自由度が高いのも魅力ですね。
ファーストカットのアイディア③ネックレスやブレスレット
胎毛をアクセサリーに封入して、いつでも身につけられるようにするのはいかがですか?
クリスタル製のものなら、カビが生えにくく変色など劣化もしにくいため、ずっと綺麗な状態で見られます。
使用する髪の毛も少なくて大丈夫ですよ。
シンプルで華奢なものもあるため普段使いにもバッチリ。
お守りとして持っておくのもいいですよね。
赤ちゃんの誕生記念として一生モノのアクセサリーとなるでしょう。
ファーストカットのアイディア④メモリアルフレーム
アクリルフレームに髪の毛を収納して飾れるのがメモリアルフレームです。
名前や生年月日、身長体重を刻印できるものもあります。
シンプルで綺麗なデザインのものが多く、インテリアの邪魔にならずに飾れるのがうれしいですよね。
写真を挟めるタイプにすれば、いつでも子どものかわいい姿を眺められます。
ファーストカットのアイディア⑤メモリアルボックス
メモリアルボックスは、桐でできた胎毛や乳歯、へその緒を保存できるボックスです。
桐は通気性が良く長期保存に優れているため、胎毛の保存にピッタリ。
コンパクトなものから、へその緒と乳歯も一緒に保管できるものまであります。
毎日目にすることはないかもしれませんが、ふと思い出し手に取ったときに、赤ちゃんのころを思い出し温かな気持ちになれそうですよね。
ファーストカットのアイディア⑥ダイヤモンド
「髪の毛からダイヤモンドが作れるの?」と驚く方も多いかもしれません。
天然のダイヤモンドは炭素の結晶でできています。
現在では高度な技術により髪の毛から炭素を抽出して人工的に生成することが可能なのです。
価格は数十万円となりますが、思い出が刻まれたダイヤモンドはより一層美しく、永遠の輝きを楽しめるでしょう。
親から子へ受け継ぐこともできて、まさに一生モノの家族の絆になりますね。
ファーストカットのアイディア⑦ビーズアクセサリー
カラフルなビーズに髪の毛を閉じ込めたアクセサリー。
キラキラと輝くビーズに透けて見える髪の毛がなんとも神秘的です。
複数人の髪の毛を同時に封入できるため、きょうだいや、パパママの髪の毛も一緒にビーズに閉じ込めれば、かけがえのない世界に一つのビーズになるでしょう。
赤ちゃんの髪の毛を上手にセルフカットする方法【おすすめ動画】
「赤ちゃんの髪を切りたいけれど、コツが分からなくて不安…」そうですよね。
こちらでは、セルフカットに役立つワザが盛りだくさんの動画をご紹介します。
コツを掴んでセルフカットにチャレンジしましょう!
【キッズカット】ママさん必見!男の子のカット方解説 熊本美容室【ボーイズカット】
こちらの動画では、安全に切るポイントが細かく紹介されています。
耳を持ちながら切る方法など、赤ちゃんの皮膚を傷つけないために実践したい内容です。
また、髪をすくときに、髪のラインを自然にするときは先をすく、量を減らすときは中間をそぐようにするなど、プロ直伝のワザを教えてくれています。
仕上がりイメージ(かわいくしたいのか、かっこよくしたいのか)に応じて切り方を変える方法は女の子にも応用できる内容ですよ。
パパ&ママさん必見!美容師が教えちゃいます☆自宅でできるキッズカット♪
美容師さんの手元が大きく映っており、ハサミの入れ方がとても分かりやすい動画です。
綺麗なもみあげや襟足の作り方など、男の子のカットで気をつけたいポイントを解説してくれています。
とくに、難しい後頭部と側頭部を頭の丸みに対して自然なフォルムに仕上げる方法は、セルフカットに役立つでしょう。
髪のすき方も、どこを何回すくのか解説があり、初心者さんには具体的で実践しやすい内容となっています。
プロ直伝!可愛くできる!『子どもの前髪カットのやり方』
前髪をカットする際の、前髪の位置の決め方から詳しく解説されています。
赤ちゃんの頭が大きく映っているため、髪の流れの作り方やハサミの入れ方が分かりやすいです。
すきバサミがなくても自然な前髪に仕上げる方法を紹介されており、前髪を切りたいと思ったときにすぐ参考にできる動画です。
赤ちゃんの髪の毛をセルフカットするのに必要なアイテム
「赤ちゃんの髪のセルフカットに挑戦したい!」そのような方のために、セルフカットに必要なアイテムをご紹介します。
- カット用ハサミ
- すきバサミ
- くし
- ケープ
- タオル
- 床に敷くシート
- 霧吹き
セルフカットに必要なアイテムは、保管のことも考えて購入した方が良いでしょう。
赤ちゃん用や幼児用のセルフカットセットを購入すると便利ですよ!
バラで購入する際には、以下のポイントを参考にしてみてくださいね。
カット用ハサミ
ヘアカット用ならどのようなものでも問題ありませんが、子ども用は先が丸くなっているため安心です。
赤ちゃんはなかなかじっとしていられず、急に動き出すこともあります。
万が一、皮膚に刃先が当たってもケガをしないように先が丸く加工されているものを選ぶとよいでしょう。
すきバサミ
すきバサミは必須ではありませんがあると便利です。
毛量を簡単に調整できるため、前髪パッツンを防ぐときに活躍します。
また1回の開閉で切れる髪の量を表す「すき率」の記載があるものがあり、散髪に慣れていない方は、すき率が低めのものを選ぶと切る量を調整しやすいですよ。
ハサミ類は100円ショップでも購入できますが、持ち手の開閉がしにくいという声もあるため、赤ちゃん用品店などで購入するのがおすすめです。
くし
髪の毛の絡まりをといて流れを整えるために、くしは必ず用意しましょう。
赤ちゃん用は毛先が柔らかかったりコームの歯の先が丸くなっていたりして、赤ちゃんの頭皮を傷つけない工夫がされています。
ケープ
切った髪の毛をキャッチしてくれるケープなら、髪の毛が床に散らばることなく後片付けがラクにできます。
首周りサイズをマジックテープで調整できるものは、小さい赤ちゃんでも髪の毛が首の隙間に入らなくてすみますよ。
子どもが嫌がってつけなかったらどうしようと心配な方は、まずは100円ショップで試しに購入されてみてはいかがでしょうか。
タオル
タオルはご自宅にあるもので構いません。
ケープと首の隙間に髪が入らないように、首にタオルを巻いてからケープをつけましょう。
床に敷くシート
大きめのレジャーシートなどを床に敷くと、カットのあと掃除機がかけやすく、髪をまとめてゴミ箱に捨てられます。
古新聞でも代用可能ですよ。
霧吹き
カットするときに赤ちゃんの髪ではなくコームを霧吹きで湿らすと、ほどよく髪がまとまり乾いた後のカット後の髪型にもギャップが生まれません。
霧吹きは100円ショップのもので十分使用できます。
赤ちゃんの髪の毛は美容院でも切れる?
実は子ども専門の美容院があるのをご存じでしょうか?
本物そっくりの車に乗り、楽しいアニメを見ながらカットしてもらえます。
スタッフの方も子どもには慣れているため、「泣いてしまったらどうしよう」という心配も無用。
カット料金はおおよそ5000円弱くらいです。
また、子ども専門店でなくても、赤ちゃんのカットをしてくれる美容院はあります。
お気に入りの美容室があれば、子どものカットが対応可能か確認してみてもよいでしょう。