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円柱さしは何歳から使える?モンテッソーリ教育でのねらいや効果は?

円柱さしで遊ぶ子ども

円柱さしは、モンテッソーリ教育で使用される具体的な教材の一つで、年齢に応じた幼児の発達段階に合わせた設計がなされています。

本記事では、円柱さしを使用できる年齢や、モンテッソーリ教育での意義や効果について解説します。

また、円柱さしを通じて幼児が発達する能力や、教材の使い方についてもご紹介します。

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モンテッソーリ教具の「円柱さし」とは?

円柱さしは、モンテッソーリ教育で子どもが初めて使う感覚教具とされています。

以下では、モンテッソーリ教育と円柱さしについて解説していきます。

モンテッソーリ教育とは

モンテッソーリ教育は、子どもがうまれながらに本来持っている『自己教育力』を大切にして、一人ひとりの自立をめざすとともに、自分自身だけでなく他者にも配慮ができる心を大切に「主体的、活動的、知性と感性豊かな」子どもを育むことを目指す教育法です。

大人が何かを直接子どもに教え込むのではなく、子どもの発達の進み方を知り、子どもを観察して環境を整えることが重要とされています。

円柱さしとは

円柱さしとは、モンテッソーリ教育で感覚器官を意識して使って練習する「感覚教育」の教具のひとつです。

高さや直径の異なる円柱を、視覚や触覚で認識しながら同じ大きさの穴に収めていきます。

円柱と穴の形状を見比べ、穴にピッタリとはまる円柱を選ぶことで、子どもの見分ける力を育むことができます。

英語ではcylinder blocks(シリンダーブロック)といいますよ。

円柱さしは何歳から使える?

つみきで遊ぶ子ども

円柱さしは2歳半ごろから使えます。

円柱さしは2歳半頃からがおすすめ

それは、それまで無意識的に吸収していたものを意識的に整理しようとする『感覚の敏感期』が3歳になるとやってくるためです。

0~3歳の子どもは、大人の真似をしながら無意識的に外界のさまざまなできごとを吸収しています。

そして、3歳ごろになると、その吸収した膨大な情報を、五感を使って分類・整理しはじめます。

感覚を使い分類・整理するのに円柱さしがピッタリだということですね。

敏感期とは?

「敏感期」とは乳幼児期に現れる、ある特定の事柄に対して強い感受性を持ち、集中して同じことを繰り返す、特定の期間のことを指します。

例えば、静かだと思ったらティッシュペーパーを箱から全部出していた、ということはありませんでしたか?

大人にとっては単なるいたずらや困ったことに見えるかもしれません。

しかし、この時期に適切な環境があれば、子どもは簡単にその事柄を吸収でき、生きていく力を身につけられるのです。

円柱さしにはどんな効果がある?ねらいは?

idea-list

モンテッソーリの感覚教育では、「抽象的概念獲得の促進」「感覚の洗練」「ものを考えるときの方法の獲得」をねらいとしています。

円柱さしを使用することで、これらのねらいが達成されると同時に、次のような効果が期待できます。

円柱さしで期待できる効果
  • 視覚による寸法の識別ができる
  • わずかな違いに気づき修正できる
  • 論理的思考が身につく
  • 言葉の使い方や意味が明確になる
  • 鋭い観察力が身につく
  • 正しい鉛筆の持ち方につながる
  • 算数教育の理解につながる
  • 指先を動かすことで脳に刺激を与える

視覚による寸法の識別ができる

円柱を差し込むときに穴と円柱をよく見て合わせることで、視覚で大きさや太さ、長さを見分けられるようになります。

「大きい・小さい」「太い・細い」などの「抽象的な概念を獲得する」というねらいの達成です。

わずかな違いに気づき修正できる

違う穴に円柱を入れようとすると、穴に入らなかったり、円柱が飛び出したりします。

このような体験を繰り返すことで、視覚と触覚を鋭敏にし、わずかな違いに気づき自分で修正できるようになります。

「感覚の洗練」のねらいが達成されるということですね。

論理的思考が身につく

円柱さしは、長さが同じで太さが違う、太さが同じで長さが違うなど、規則性があります。

それを「対にする・段階づける・類別する」という使い方をすることで、論理的にものを考える力をつけられるのです。

「ものを考えるときの方法の獲得」というねらいの達成になります。

言葉の使い方や意味が明確になる

円柱さしでは、〇〇よりも「太い・細い」「高い・低い」「大きい・小さい」などの比較表現を使うため、言葉の意味や使い方を明確に理解できるようになります。

鋭い観察力が身につく

円柱さしを触らずに視覚だけで選んで穴に収めるゲームがあります。

見ただけでピッタリの穴を見つけるのは大人でもちょっと難しいですよね。

よく観察する必要があるため、鋭い観察力が身につきます。

正しい鉛筆の持ち方につながる

円柱さしは、親指、人差し指、中指の3本指をふんだんに使って動かすため、鉛筆で書くための準備にもつながります。

算数教育の理解につながる

円柱さしを目で見て、持って大きさや重さを体験することで、数値以前の量の経験ができます。

それにより算数教育の理解にもつながるのです。

指先を動かすことで脳に刺激を与える

指先を使うことは、脳に刺激を与え子どもの成長と発達につながります。

思考力や記憶力、運動能力をつかさどる大脳に、手指の運動が刺激となり影響を与えると言われています。

円柱さしにおける4つの台のそれぞれの意味

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円柱さしは4つの台にそれぞれ10個(あるいは5個)の穴が開いており、その穴に円柱を収めていきます。

以下では、4台の円柱さしの内容と、使い方をご紹介します。

台の役目
  • 円柱さし1:高さが変化する
  • 円柱さし2:太さが変化する
  • 円柱さし3:高さと太さが減少する
  • 円柱さし4:高さと太さが変化する

円柱さし1:高さが変化する

円柱の直径は同じで、高さが減少していきます。

穴の深さにあった円柱を探すことで長さの変化を体感できます。

円柱さし2:太さが変化する

円柱の高さは同じで、直径が減少していきます。

円柱の太さと穴の大きさを比べることで面積の変化を体感できます。

円柱さし3:高さと太さが減少する

円柱の直径と高さが同時に減少していきます。

円柱さし1と2の変化を組み合わせたかたちで、体積の変化を体感できます。

円柱さし4:高さと太さが変化する

円柱の直径が減少し、高さが増加していきます。

こちらも円柱さし3と同様に体積の変化を体感できます。

円柱さしの8通りの使い方

クエスチョン

円柱さしの使い方は以下の8通りあります。

初めて使うときは、親指、人差し指、中指の3本でつまむことを見せてあげてくださいね。

円柱さしの8通りの使い方
  1. 円柱にあう穴を見つける
  2. 穴にあう円柱を探す
  3. 端から順番に穴にあう円柱を見つける
  4. 2台以上の円柱さしを同時に使う
  5. 円柱を段階づける
  6. 円柱をひとつ抜き出しどこが抜けたか見つける
  7. 目隠しをして円柱を収める
  8. 複数人で円柱あてゲームをする

①円柱にあう穴を見つける

こちらは1番初めに取り組むのがおすすめです。

円柱をすべて抜き出しバラバラに置いて、ひとつ円柱を選びます。

選んだ円柱と同じ大きさの穴を見つけて収めましょう。

②穴にあう円柱を探す

台から円柱をすべて抜き出して、穴をひとつ選びます。

選んだ穴にあう円柱を差し込みましょう。

③端から順番に穴にあう円柱を見つける

台からすべて円柱を抜き出し、順番に穴にあう円柱を収めていきます。

太い方、大きい方から入れていきましょう。

④2台以上の円柱さしを同時に使う

先にご紹介した3つの使い方を1台でできるようになったら、2台以上使用して同じように実践してみましょう。

⑤円柱を段階づける

台を使用せず、台の穴の大きさの通りに順番に円柱を並べます。

⑥円柱をひとつ抜き出しどこが抜けたか見つける

円柱をひとつ抜き出し、それ以外を大きさ(高さ)順に並べます。

抜き出した円柱がどこに入るのかを考えます。

⑦目隠しをして円柱を収める

目隠しをして触覚を頼りに円柱を収めていきます。

指先の感覚をフルに使うことで触覚がとても刺激されますね。

触覚への刺激は脳の発達にもつながりますよ。

⑧複数人で円柱あてゲームをする

円柱さしに慣れてきたら、きょうだいやお友達とできるゲームもありますよ。

1人1台の円柱さしを持ち、空の台に円柱を触らずに選んで入れていきます。

このとき1人1回ずつのチャンスで、間違えれば次の人へ順番を回しましょう。

1番最初に自分の台の円柱がすべて収まった人が勝ちとなります。

視覚だけで認識して選ぶため、視覚の発達はもちろんのこと、観察力が鍛えられるでしょう。

通販で買える!おすすめの円柱さし3選

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こちらでは通販で買えるおすすめの円柱さしを3つご紹介します。

カラフルで識別しやすいものや、木の風合いを生かしたものがありますよ。

Bajoy円柱さし4本セット

こちらはカラフルな円柱さしで、子どもが円柱を区別しやすくなっています。

天然のブナの木で作られており、角も丸く削られ安全面にも配慮された円柱さしです。

【編集長イチオシ】
我が家でも使っています!

円柱さしで遊ぶ子ども

円柱さしを使いたいけれど、飽きないか心配な方もいるでしょう。

まず初めはこちらのような価格が比較的低めで、子どもの目を引きやすいカラフルなものからスタートするといいですよ。

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kimurea select(キムレアセレクト)

こちらもカラフルな円柱さしですが、より安全性に優れています。

日本基準食品検査済みで、舐めても安全な塗料を使用。

また、ヨーロッパの安全基準「CE」に合格しているのもポイントです。

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収納袋も付属しているため、お片付けもしやすいですよ。

MONTE Kids円柱さし

こちらはブナ木を使用し、着色せずに木材そのものの風合いを楽しめる円柱さしです。

色がついていない分、円柱を見分ける難易度が上がるため、より観察力が鍛えられるでしょう。

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MONTE Kidsはモンテッソーリ教具を多く扱っており、円柱が10個のタイプもあります。

こちらの円柱5個タイプで慣れたら、10個タイプに挑戦してみてもよいでしょう。

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