今や多くの保育園で導入されているコドモン。
しかし、実際の使い勝手はどうなのか、気になるママも多いはず。
そこで今回は、実際にコドモンを使用しているママがメリットとデメリットを解説。
コドモン導入によって生活がどう変わったのかをまとめました。
コドモンは日本で一番使われている教育系業務支援ツール
コドモンは、日本で最も使われている保育・教育施設向けの業務支援ツールです。
2023年4月1日時点で、導入施設は14,354件となっており、47全都道府県での導入実績があります。
スマホやタブレットのアプリを通して保育園等教育施設との連絡などが簡単にできる人気サービスとなっています。
コドモンのアプリ

コドモンが活用できる対象施設

コドモンが活用できるのは、保育園ばかりではありません。
以下のように、いろんな施設での活用例がありますよ。
- 保育園
- 認定こども園
- 幼稚園
- 小学校
- 学童
- 放課後デイサービス
- 小学校・中学校向け学習塾
- 習い事
など
コドモンを使う保護者側のメリットは?活用中のママが解説

私の子どもが通っている保育園でも、コドモンが導入されました。
そこで、保護者側にはどんなメリットがあるのか、実際に使ってみた経験をもとに10のメリットをまとめました。
- 登園時の荷物が減る
- 連絡帳を手書きしなくてすむ
- 朝の受け渡しがスムーズになる
- 何時に登園・降園したかがわかる
- 欠席や延長申請で電話連絡が不要になる
- お便り管理がラクになる
- 発育・健康記録がチェックできる
- 行事をカレンダーですぐに確認できる
- 写真を共有してもらい購入できる
- 集金で小銭を用意する必要がなくなる
メリット①登園時の荷物が減る
コドモン最大のメリットは「連絡帳が不要になる」ということです。
保育園に入園してからというもの、「連絡帳を家に忘れた!」ということが正直何回かありました。
とにかく毎日おむつやお食事エプロンなど、たくさんの荷物を保育園に持っていくため、登園時の荷物が1つでも減るのはありがたいことですよね。
連絡帳自体、かさばるものではありませんが、登園用のカバンに入れたかな?という確認が不要になるだけでママ・パパの負担が減ることは確かです。
メリット②連絡帳を手書きしなくてすむ
コドモンなら、毎日の連絡もコメント欄に入力するだけでOKです。

私自身、字が下手なので毎日連絡帳に手書きでさまざまな確認事項を書くのがちょっと苦痛でした。
そのため、アプリで入力できるようになってホッとしている一面もあります。
メリット③朝の受け渡しがスムーズになる
これまで保育園では子どもを預ける際に、お迎えの時間やお迎えに来る人をその場で記入する必要がありました。
そのため、朝預ける際にちょっと時間がかかってしまい、前の人が終わるまで並んで待っている状態がかなりあったのです。
しかしコドモンを導入してからは、事前にアプリで送信することになったため、これまでよりも朝の受け渡しがスムーズになりました。
一人ひとりの時間短縮につながり、朝のバタバタしている時間に「待ち時間が長くて焦ってしまう」といったことも減ったのです。
メリット④何時に登園・降園したかがわかる
コドモンを利用してからというものの、登園や降園時に園側のタブレット端末で「送り迎えに来た」という確認をするようになりました。
タブレット端末で子どもの名前を押し、登園・入園用のボタンを押すと、アプリの「登降園履歴」に記録が残ります。

設定をしておけば、登録しているメールアドレスに自動で「登園や降園のお知らせ」が届きます。
そのため、自分以外(パパやおばあちゃんなど)が送り迎えをした際に、
- ちゃんと保育園に行けたのか
- 何時に登園したのか
といったことが簡単に確認できるようになり、安心につながっています。
メリット⑤欠席や延長申請で電話連絡が不要になる
これまで欠席の連絡は、電話連絡が必要でした。
それも、電話連絡は「この時間で」といった指定があったのです。
しかし、コドモンを導入してからはアプリで欠席連絡が可能に。

「症状・病名」も登録されている一覧からタップで選ぶだけなので、入力も簡単です。
子どもの体調が悪いときには、病院へ行く支度をしたり嘔吐の処理をしたり、とにかくバタバタして忙しいですよね。
「指定された時間に電話をする」ということに負担を感じていたため、アプリの入力だけで連絡ができるようになったのはかなり助かりました。
メリット⑥お便り管理がラクになる
保育園からのお便りはちゃんと管理しているつもりでも
「面談のお便りどこに置いたっけ?」
なんてことが度々起こります。
その点、コドモンなら「資料室」でお便りが一括管理されるため、探すのも簡単です。

保育園からのお便りは、
- クラス便り
- 給食の献立表
- 年間予定表
- イベントの詳細
など、なんだかんだ量が多いですよね。
そのため、紙媒体だと管理が面倒ですし、どんどん貯まってきます。
その点、コドモンなら場所を確保しなくて済みますし、いつでもどこでも確認できるという大きなメリットもあります。
また、文字入力をして検索ができたりカテゴリーごとに表示できたりするため、見たい資料がすぐに探せるのも嬉しいです。
メリット⑦発育・健康記録がチェックできる
コドモンのアプリ内には、「成長の記録」が確認できる機能もあります。

毎月発育測定をおこなっている園も多いのではないでしょうか?
身長・体重がアプリでいつでも見られるのは便利ですね。
メリット⑧行事をカレンダーですぐに確認できる
これまで毎月の行事に関しては、保育園からのお便りで確認していました。
しかし、コドモンを使うようになってからはアプリのカレンダー機能で確認できるようになったため、かなり便利さを感じています。
わざわざお便りを探さなくても済みますし、外出中でもスマホがあれば確認できます。
確認が簡単にできることで、お弁当が必要な日なども忘れずに済みそうです。
メリット⑨写真を共有してもらい購入できる
コドモンの大きなメリットとしては、やはり写真の共有ではないでしょうか。
- 給食にどんなものが出たのか
- 今日は何をして過ごしたのか
- お友だちと仲良く遊べているのか
保育園でどんな生活をおくっているのか気になるところ。
そのため、コドモンを使って写真を共有してもらうことで、安心につながります。
また、アプリから写真を選んで購入することができるのもうれしいポイントです。
写真の支払いはクレジットカードとコンビニ決済から選べるため、現金を保育園に持って行くといったこともなく、時間があるときに支払いができるというのはお互いのメリットですね。
メリット⑩集金で小銭を用意する必要がなくなる
保育園では絵本代や写真代など、たびたび集金がおこなわれる場面があります。
その度におつりが出ないよう、小銭は常に家に置いておくようにしていました。
しかしコドモンには集金機能があるため、活用されれば小銭を用意する必要もなくなります。
忙しい朝に回収したお金の確認作業などをしなくても済むのは、保育園側にも大きなメリットになるでしょう。
現時点では導入して間もないため、私の園では集金機能が使われていませんが、今後導入されれば便利だなと思っている機能の一つです。
コドモンを使用する運営側(保育園や塾)のメリットは?

コドモンを使用することで、ママ・パパさんだけでなく、保育士さんなど運営側の負担も軽減することができるでしょう。
以下、考えられる運営側のメリットを一覧にしてみました。
- 登園・降園の管理が簡単にできる
- 朝の電話対応が不要になる
- 確認漏れや引継ぎミスが減る
- 検温・感染症チェックが簡単にできる
- 発育・健康記録ができる
- 保護者への連絡・お知らせが簡単にできる
- 行事予定を保護者に共有しやすくなる
- アンケートを取って集計ができる
- 写真の共有と販売ができる
- 保育士監修の専門文例で指導案等の作成ができる
- シフト管理ができる
- 集金がアプリでできるので現金を扱わなくて済む
- 延長保育料の計算ができる
- 補助金の対象になる場合がある
このように、コドモンを利用することで運営側の負担も減らすことができます。
その一方で、コドモンの存在を知らない方もまだまだ多いのが現状です。
正直、導入に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで以下では、コドモンのデメリットについてまとめてみました。
保育園で使用中のママが解説!コドモンのデメリットは?

導入を検討する際には、メリットよりもデメリットが気になるところ。
そこで以下では、実際にコドモンを使ってみて感じたデメリットについて解説していきます。
- 慣れるまで面倒くさい
- 直筆でなくなるため少し寂しい感じがある
- スマホやパソコンがないと何もできない
デメリット①慣れるまで面倒くさい
コドモンは便利であるものの、やはり慣れるまでは少々面倒な一面もあります。
登録作業をしたり入力の仕方を覚えたりと、最初のうちは少しだけ大変です。
しかし、コドモンのアプリは操作性もよく、かなり使いやすいため数日で入力等にも慣れてきます。
一度使いこなせるようになれば、連絡帳を書いたり電話連絡をしたりするよりも遙かにラクなので、導入時のみちょっと頑張れば大丈夫です。
デメリット②直筆でなくなるため少し寂しい感じがある
これまで連絡帳のコメントは保育士さんの手書きだったため、可愛い絵文字などで癒やされる場面も多かったのです。
また、字によって「今日はこの先生が書いてくれた!」と誰が書いたのかがなんとなくわかったため、デジタルになってしまうとこういった面がなくなってしまうなと、少し寂しさを感じています。
ただし、直筆でなくなったからどうなるということもないため、これも慣れれば特に気にならない点ではあると思います。
デメリット③スマホやパソコンがないと何もできない
コドモンは、アプリを使って連絡をやり取りする仕組みです。
そのため、スマホやパソコンがないと何もできません。
例えばスマホが壊れたり、通信障害などでインターネットが使えなくなってしまったりすると、連絡ができなくなります。
また、私の園では入力を忘れて保育園に着いた場合はその場でコドモンに入力することになっていますが、スマホを家に忘れてしまうと何もできません。
スマホが使える前提のサービスなので、スマホの充電や紛失には十分気をつけたいと思います。
コドモンの酷評レビューは実際はどうなの?その後を調査

コドモンのアプリをインストールする際に気になったのが「アプリでの酷評レビュー」です。
コメントを読んでみると気になるものもあり、正直使用前にはかなりの不安を抱いてしまいました。
そこで以下では、アプリのレビュー内容について、実際に使ってみたところどうだったのかを解説していきます。
入力内容が消える
というレビューがありましたが、特に私が使っている範囲ではこういった不具合はありませんでした。
レビュー自体が2020年のものなので、すでに対処されているのかもしれませんね。
お迎えが連絡帳と別タブで不便
というレビューがありました。
これに関しては、「確かにそうだな。」と思います。
お迎えの時間を入力するタブと連絡帳タブが別々にあり、毎日両方のタブを切り替えて入力しています。
正直、連絡帳の項目にお迎えの時間を追加すれば済むことではないのかな?という感じです。
ただし、コドモンは保育園だけが利用するサービスではないため、「お迎えの時間」だけが必要な施設もあるのかな、という感じです。
また、使用している園によって機能などはある程度カスタマイズされているようなので、運営側の設定によっては同じタブになるのかもしれません。
製本サービスが難しいと言われた
2021年には製本サービスが難しいと言われ、不満に感じていたユーザーもいたようです。
しかし2023年現在、コドモンでは製本サービスに対応していますので、この問題は解決済みです。
ユーザーの声を拾い、新たにサービスを追加してくれる点はすごいですね。
コドモンで保育園生活がラクになった!

私自身、保育園でコドモンが導入されたことで、保育園生活がかなりラクになったと実感しています。
特に、子どもが体調不良で休んだときに電話をしなくて済むようになったのはかなり助かりました。
慣れるまでは保護者側も先生たちも少し戸惑いはありましたが、今となっては手放せない存在になっています。
保育現場は人手不足が問題視されていますし、業務が少しでもラクになれば嬉しいですよね。
また、仕事を頑張っているママにとっても毎日やらなければならないことが1つでも減らせれば、生活に余裕が出ます。
現在コドモン導入を考えておられる施設の方は、ぜひ今回の記事を参考に導入を検討してみてください。
また、保護者の方は施設にコドモン導入の要望を出してみるのもおすすめですよ。
気になる方は、コドモンで資料請求をしてみてくださいね。