布絵本はいつから使えるのか、知育などにおいてどのような効果が期待できるのかを徹底解説。
0歳におすすめの布絵本ランキング3選もご紹介していきます。
布絵本はいつから使える?

読むだけでなく赤ちゃんの五感を刺激することができる布絵本。
好奇心旺盛な赤ちゃんにピッタリの知育です。
そんな布絵本は、新生児期から使うことができます。
布絵本は新生児期から使える
この時期は目がぼんやりと見え声も聞こえるため、鮮やかでコントラストがはっきりした絵本なら、産まれてすぐからでも楽しめますよ。
布絵本は知育に役立つ?

「布絵本って知育に役立つの?」と思われるかもしれませんが、実は赤ちゃんの成長にとても良い影響を与えてくれるのです。
布絵本は次のような知育に役立ちます。
- 視覚・触覚・聴覚を刺激する
- 指先の感覚を育てる
- 好奇心を刺激する
- 生活習慣を勉強できる
- ファスナーや靴紐の練習ができる
こちらでは、月齢別の知育効果と布絵本を選ぶ際のポイントをあわせてご紹介していきます。
新生児期(0ヶ月)~
新生児期は、目はぼんやりとしか見えませんが、音も聞こえています。
この時期は、コントラストがはっきりした色のものを見せてあげることで視覚が刺激されます。
そのため、カラフルな色合いの布絵本がおすすめです。
また、カシャカシャとしたビニールのような音は赤ちゃんが大好きな音。
ぐずっていてもこの音を聞くと泣き止むこともあるため、カシャカシャ音が出るしかけがあるものもおすすめです。
生後3ヶ月~
生後3ヶ月くらいになると、だいぶ目が見えるようになります。
ものを目で追う追視が始まるため、布絵本を目で追わせてみると良いでしょう。
視覚を刺激して発達を促すことにつながりますよ。
また、好奇心も強くなり目の前のものに触れようとするため、絵本に触れさせてあげると指先の感覚も育てられます。
この時期は、引っ張ったりつまんだりできる布絵本がおすすめです。
生後6ヶ月~
生後半年くらいになると、興味のあるものに両手で触れて口に運んで遊びます。
布絵本を自分でめくって触り、手指を使うことで指先の感覚を養います。
新生児向けのものよりも少し複雑なしかけがあるものがよいでしょう。
「いないいないばあ」の因果関係も理解しはじめるため、そのようなしかけがあるものもおすすめです。
また、生後6ヶ月以降は歯が生えるときのムズムズを抑えられる歯固めつきの布絵本があると赤ちゃんもご機嫌になるでしょう。
1歳~
1歳頃には、言葉の発達が急速に進み「ちょうだい」などの声かけをすると、おもちゃを差し出すようになる子もいます。
くわえて手指も器用に動かせるようになるころです。
この時期は生活習慣をテーマにした布絵本で着替えや食事、歯磨き、トイレなどを学ぶのもよいでしょう。
また、ファスナー、ボタン、靴紐など日常生活で使用するものの練習ができる布絵本もあります。
このような布絵本は練習とともに脳への刺激にもなり、手指の発達を促してくれますよ。
布絵本は絶対に必要?メリットまとめ

布絵本は赤ちゃんの知育に良い影響がたくさんあることがわかりました。
知育のほかにも、布絵本には多くのメリットがあります。
主に紙の絵本との違いになりますが、赤ちゃんが安心して遊べる絵本といえるでしょう。
布絵本のメリットは以下の通りです。
- 赤ちゃんが噛んでも破れにくい
- 洗える
- 軽くて持ちやすい
- 指を切る心配がない
布絵本のメリット①赤ちゃんが噛んでも破れにくい
赤ちゃんはなんでも口に入れて確かめることで、それが何かを学んでいきます。
紙の絵本は噛むと破れて赤ちゃんが食べてしまい、窒息の心配がありますよね。
その一方で布絵本は簡単には破れないため、思う存分カミカミさせてあげられます。
とくに歯が生えはじめる生後6ヶ月以降は、歯のむず痒さからものを噛むことが多くなるため、布絵本を噛むと赤ちゃんのイライラを抑えられるかもしれませんよ。
布絵本のメリット②洗える
布絵本は、赤ちゃんが舐めてよだれがたくさんついても洗えるため清潔に保てます。
ただし、一部洗えない布絵本もあるため、事前に確認しておきましょう。
布絵本のメリット③軽くて持ちやすい
低月齢の赤ちゃんは、まだ握力がなく絵本を持つことが難しいでしょう。
しかし布絵本なら軽くて小さいため、赤ちゃんが自分で持って楽しめます。
さまざまなしかけに触れることで指先の運動能力を育てられて好奇心も刺激されるでしょう。
布絵本のメリット④指を切る心配がない
紙で指を切ると大人でも痛いですよね。
赤ちゃんの小さな指が切れてしまうのは、とても痛々しいです。
布絵本なら指を切る心配がなく安心して遊ばせられますよ。
布絵本はいらない?デメリットまとめ

布絵本は産まれてすぐから赤ちゃんが楽しめる一方で、次のようなデメリットもあります。
- 洗濯できない布絵本がある
- 文字が少ない
- 糸ほつれに注意
- しかけが単純だとすぐ飽きてしまう
布絵本のデメリット①洗濯できないものがある
手洗いできる布絵本が多いですが、なかには洗うことができないものもあります。
赤ちゃんのよだれや食べ物で汚れてしまうため、清潔に保てるよう洗えるものがおすすめです。
購入前に確認しておきましょう。
布絵本のデメリット②文字が少ない
布絵本は布に印刷するため、紙の絵本と比べて文字が少ないのが特徴です。
その代わり、たくさんのしかけや赤ちゃんの目を引くイラストで楽しむことができます。
読み聞かせをメインにしたい場合は、紙の絵本を選ぶとよいでしょう。
布絵本のデメリット③糸ほつれに注意
赤ちゃんが噛んでも破れにくい布絵本ですが、長期間おなじところを噛んだり引っ張ったりすると、糸がほつれることもあります。
もしパーツが取れてしまっても大丈夫なように、誤飲の心配がない大きさのしかけがついているものを選ぶと安心です。
布絵本のデメリット④しかけが単純だとすぐ飽きてしまう
布絵本は紙の絵本と比べてどうしてもページ数が少なくなってしまいます。
しかけの数も限られてくるため、シンプルな作りのものだとすぐ飽きてしまうことも。
そのため、布絵本を選ぶときには、しかけが多いものを選ぶと長く使えるでしょう。
ティッシュのように布を取り出すしかけや、ミラー、音の鳴るボールがついているなど、さまざまなものがありますよ。
0歳におすすめの布絵本ランキング3選

初めての布絵本を買う際には、どのようなものを選ぶか迷う人も多いでしょう。
そこで以下では、「0歳におすすめの布絵本ランキング3選」をご紹介していきます。
ベビラボ アンパンマン 脳を育む おでかけ布えほん
赤ちゃん研究から明らかになった「赤ちゃんが見える柄」を使用した布絵本です。
アンパンマンの顔は、赤ちゃんにも認識しやすいことで知られているため、ファーストブックとしてもおすすめですよ。

ベビーカーに付けられる「リング付き」でお出かけにも最適!
水洗いもできるため、噛んだり舐めたりしても安心です。
フィッシャープライス シグニチャーシリーズ おでかけ布えほん
ゆかいな音やお顔が映るミラーや歯がためなど、たくさんの遊びが詰まった一冊。
赤ちゃんの目の発達を促す鮮やかな色が使われています。

リングがついているのでマザーバッグやベビーカーへ取り付けおでかけにもピッタリです。
ディズニー Dear Little Hands めくってパリパリいないいないばあ 布えほん くまのプーさん
プーさんと仲間たちが「いないいないばあ」をしてくれる赤ちゃんのための布えほんです。
赤ちゃんが大好きな「パリパリの音」も出るので、触って叩いて大はしゃぎ。

おでかけに便利なクリップ付きです。
布絵本は、いろんな種類がありますが
- カシャカシャ・パリパリ音が鳴る
- お出かけにべんりなリングが付いている
- 水洗いできる
といったポイントをチェックして選ぶと良いでしょう。
赤ちゃんのお気に入りになる一冊を探してみてくださいね。