ボールプールはメリットが多くある一方で、「危ない」「汚い」というデメリットを耳にすることもあるでしょう。
そこで今回は、ボールプールのメリットとデメリットを徹底解説。
後悔しそうなポイントを事前にチェックしておき、購入するかどうかを検討してみてくださいね。
ボールプールは必要?メリットまとめ
「ボールプールがあったら子どもが楽しんでくれそう!」そんなふうにボールプール購入を検討している方も多いはず。
ただのボール遊びと思われるかもしれませんが、実は多くのメリットがあります。
まずは、ボールプールのメリットをご紹介していきます。
- 運動能力が向上する
- 全身の触覚が刺激される
- 色の学習ができる
- 数の学習ができる
- 遊具施設に行く必要がない
- 写真映えする
- 体力を使ってたくさん寝てもらえる
- 年齢に応じた多くの遊び方がある
- ボールなしでも使える
運動能力が向上する
ボールプールでは、ボールを投げる・蹴る・転がす・捕るといった動作により、脚や腕などのさまざまな動きを身につけられます。
ボールを投げたりキャッチしたりするときの「身体の使い方を覚える」ということですね。
全身の触覚が刺激される
ボールプールに入り全身の触覚が刺激されることで、脳の発達を促します。
脳の発達には五感の刺激が重要と言われており、五感のひとつ「触覚」を頭から手足の指先までたくさん刺激できるのです。
色の学習ができる
カラフルなボールで遊びながら色を覚えらえます。
数の学習ができる
「赤色を3つちょうだい」など、色の学習とあわせて数のお勉強もできます。
遊具施設に行く必要がない
遊具施設は広くてさまざまな遊具を楽しめますが、「帰りたくない~!」と子どもに泣かれて困ったこともあるのではないですか?
また、不特定多数の人が利用するボールプールの衛生面は、ちょっと気になりますよね。
その点、自宅にボールプールがあれば、帰り際に苦労することもなく衛生的にも安心ですよ。
写真映えする
鮮やかなボールプールに入った子どもの写真は、とても映えますよね。
子どもの成長を写真に残したいけれど、自宅では日常感が溢れすぎて良い感じに撮れないという方も多いのではないでしょうか。
ボールプールで撮れば、一気に映える素敵な写真になりますよ。
体力を使ってたくさん寝てもらえる
「たくさん遊んでたくさん寝てほしい!」そう思いながら、いかに子どもの体力を削れるか考えている方も多いはず。
しかし、雨の日や真夏、真冬は公園も行けず困ってしまいますよね。
そこでボールプールがあれば天候や気温に左右されず、お家で子どもをたくさん遊ばせられます。
「遊び疲れてよく寝た」という口コミもありますよ。
外に行けないときの奥の手として持っておくのもアリでしょう。
年齢に応じた多くの遊び方がある
ボールプールの遊び方は意外とたくさんあります。
ただプール(テント)の中に入ったり、ボールを投げたりするだけではありません。
詳しくは後ほどご紹介します。
ボールなしでも使える
「子どもがボールに飽きた」
「散らかるのが嫌で片付けてしまいたい」
もし、そのようになっても問題ありません。
ボールがなくてもプール(テント)だけでも使えます。
例えば、小さく散らかるもので遊ぶときのスペースとして使えますよ。
3~4歳ごろになると、細かいビーズなどに興味が出てくる子が多いですよね。
また、ボールプールの中で遊べば部屋中に散らかることもありません。
テントでお店屋さんごっこやおままごとなどもできますよ。
ボールプールはいらない?デメリットまとめ
ボールプールは運動面や知育でも役立つメリットがありました。
しかし、購入前にはデメリットも気になるところ。
以下でデメリット&対処法もあわせてご紹介していきます。
- すぐ飽きることもある
- ボールが汚い
- 部屋が散らかる
- 転んで危ない
- 大量のボールが必要
- 場所をとる
すぐ飽きることもある
5歳ごろまで長く使えたという声が多いですが、中にはすぐ飽きてしまう子もいるようです。
飽きるのが心配だという方は、
- ハウスタイプ
- トンネルタイプ
といったタイプがおすすめです。
これらのタイプなら、ボールがなくても子どもの秘密基地にしたり、お店屋さんごっこをしたりして楽しめますよ。
とくに子どもは秘密基地が大好きです。
自分だけの隠れ家ができたと喜ぶこと間違いなしでしょう!
ボールが汚い
ボールプールは静電気が発生しやすく、ボールにホコリや髪の毛が付着してしまいます。
それに加え、ボールを舐める赤ちゃんであれば、よだれがつきますよね。そのため衛生的にキレイとは言えません。
しかし自宅で簡単に洗えるためご安心ください。
ボールは目の粗い洗濯ネットに入れて浴槽で洗い、そのまま干せばお手入れ完了です。
ときどき洗って清潔に保ちたいですね。
部屋が散らかる
ボールが部屋中に散らばり、お片付けが大変という声が多くありました。
屋根がないタイプだとボールが外に出やすいです。
そのため、散らかしたくない方はハウスタイプやトンネルタイプを選ぶといいですよ。
また、入口に高さがあるとボールが出ていきにくいため、入口もチェックしてみてください。
それでも散らかることもあるでしょうが、子どもと一緒にゲーム感覚で片付けてみるのもいいかもしれません。
特に1~2歳であれば、「お片付けの練習」として活用できるでしょう。
転んで危ない
ボールを踏んで転んでしまうこともあります。
転んだ足元に鋭利なものがあると危険です。
そのため、すべりにくいように靴下を脱ぐ、遊ぶ前に周辺に危険なものがないか確認するなどしましょう。
大量のボールが必要
遊具施設のようなボールに埋もれるくらいにしようとすると、300~400ほどのボールが必要です。
これだけあるとお手入れも、片付けも大変。
そのため、いきなりたくさんボールを用意するのではなく、徐々に増やしていくとムダもなく、ご家庭にちょうどよいボールの量を見つけられるでしょう。
場所をとる
ボールプールはサイズにもよりますが、けっこう場所をとります。
購入前にどこに置くのかと商品サイズの確認をしましょう。
また、「毎日片づけてなんかいられない!」と出しっぱなしにするご家庭も多いです。
出しっぱなしにする可能性もふまえてサイズを検討した方が良いかもしれません。
こまめに片づけたい方は、簡単に畳めるものを選ぶといいですよ。
買う前にチェック!ボールプール選びのポイントは?
ボールプールにはたくさん種類があり、どれにすればよいかわからない方も多いはず。
そこで、以下ではボールプールを選ぶときに押さえておきたいポイントをご紹介します。
- タイプで選ぶ
- サイズで選ぶ
- 収納のしやすさで選ぶ
- 付属ボールの有無で選ぶ
- 素材で選ぶ
タイプで選ぶ
ボールプールには大きく分けて次の3種類のタイプがあります。
子どもの年齢や遊び方に応じてご家庭にあうものを選んでくださいね。
- プールタイプ
- ハウスタイプ
- トンネルタイプ
プールタイプ
シンプルなサークル型です。
親の目が届いて子どもの安全確認をしやすいのがメリット。
1歳未満の赤ちゃんが使用する場合におすすめです。
デメリットは遊んでいてボールが散らかりやすいことですね。
ハウスタイプ
屋根付きタイプで、ボールが散らかりにくいのがメリットです。
また、ボールプールに飽きてもおままごとやお店屋さんごっこを楽しめますよ。
デメリットは中の様子が見えにくいことです。
お子さんが遊ぶときは入口から様子を伺うようにしましょう。
トンネルタイプ
遊具施設のようなトンネルがついたタイプです。
3人ほど入って遊べるような大きさがあるものもあり、広いスペースが必要なのがデメリットです。
メリットは広くて家の中でも身体を動かせることですね。
トンネルとテント、ボールプールは切り離して使用できるものが多いため、人数や年齢に応じて遊び方を変えられるのもいいところです。
きょうだいで取り合いになることなく遊べますよ。
サイズで選ぶ
ボールプールを置く場所と、出しっぱなしにする可能性も考えてサイズを選びましょう。
収納のしやすさで選ぶ
ボールプールのサイズの関係で、遊ぶときに都度出し入れしたいという方も多いはずです。
設置や片付けをしやすいものを選びましょう。
コンパクトに収納できるか、簡単に畳めるかという点をチェックしてくださいね。
付属ボールの有無で選ぶ
ボールが付属していれば届いてすぐ遊べますよ!
また、ボールのカラーや大きさを揃えて見た目をスッキリさせたい方は、あらかじめ追加ボールが購入できるか確認しておくとよいでしょう。
ボールが紛失したときにも追加できます。
素材で選ぶ
ボールプールの素材はメッシュやナイロン、ポリエステルが多いです。
メッシュ素材は通気性が良く、ボールプールの中が暑くなりにくいため、ハウスタイプやトンネルタイプを選ぶときにおすすめですよ。
また、少数ですが、柔らかいウレタンや布でできたものもあります。
インテリアに馴染ませたい方や小さな赤ちゃんにはピッタリでしょう。
カバーを取り外して洗えるものなら衛生的に使用できます。
人気のボールプールおすすめ3選
ボールプールはたくさんの商品がありますが、その中でも今回はAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの人気商品から厳選したおすすめの3商品をご紹介していきます。
ボールプール ボールハウス カラーボール150個付
子どもが喜ぶハウス型のボールプールです。
子どもが2~3人遊べる大きさで、兄弟やお友だちとみんなで楽しめますよ。
キッズテント ボールプール 秘密基地【お菓子の家 ver】
お店屋さんごっこも楽しめる秘密基地になるボールプールです。
- お菓子の家
- アイスクリーム屋さん
- 消防車
- 機関車
とデザインが豊富なので、お子さんが好きそうなタイプを選んでみてくださいね。
四角のバスタイプ子供用テント ボールプール
四角いバスタイプのボールプールです。
オシャレなリビングにも馴染む「パステルカラー」で人気です。
デザインは、
- アイスクリームトラック
- キャンピングカー
- ちびバス
- ベーカリー
から選べますよ。
ボールプールにはたくさんの商品ラインナップがありますので、ぜひお気に入りのデザインをゲットしてみてくださいね。
ボールプールはいつからいつまで使える?年齢別の遊び方まとめ
ボールプールは対象年齢が生後6ヶ月からのものもありますが、多くは1~2歳ごろからとなっており、5歳くらいまで遊んだという子が多いようです。
年齢に応じて単純なボール遊び以外の使い方ができるため、長く使えるといえるでしょう。
以下では、年齢別にボールプールでの遊び方をご紹介します。
0~1歳
ずり這いやハイハイで床に転がしたボールを追いかけて遊びます。
慣れてきたら、子どもと向かい合いコロコロ~とボールを転がしてキャッチしてもらいましょう。
また、お風呂に浮かべたボールを掴むのも楽しいですよ。
他にはボールを箱に入れる遊びや、ボールを隠して見つけるゲームもしてみましょう。
集めたボールを頭上から落とす「ボールシャワー」も子どもたちは大興奮しますよ。
2~3歳
ボールで色や数字の概念を学ぶのによい時期です。
お店屋さんごっこをしながら「赤いトマト(ボール)を3つください」などと学習してみましょう。
また、玉入れやボール転がし(縄跳び等で作った円にボールを入れる)をする際に、利き手と反対の手で投げたり、後ろ向きで投げたりしてみましょう。
このような慣れない動きにチャレンジすることで身体能力が洗練されていくきっかけになりますよ。
4~5歳
ボールを転がして当てあいっこする「転がしドッジボール」でコントロール力を鍛えられます。
他には用意した箱へシュートする遊びや、円の中に置いたボールを他のボールを転がして円の外に押し出すゲームも。
また、テントの屋根からボールを落としてカゴでキャッチするというのも面白いです。
プール(テント)を使っておままごとも楽しめるでしょう。
おもちゃをボールの中に隠して「宝探し」するのも楽しいですよ。