ベビー用の防水シーツは新生児には「いる派」と「いらない派」に意見が分かれる商品です。
そこで今回は、ベビー用防水シーツのメリットとデメリットをまとめました。
また、新生児におすすめのベビー用シーツ3選もご紹介していきます。
ベビー用防水シーツはいらない?デメリットまとめ
「新生児にベビー用シーツはいらない」という意見を耳にすることがあります。
なぜそういった意見が出てくるのか。
まずは、ベビー用防水シーツのデメリットを以下にまとめてみました。
- サイズが小さい
- 脱水がかかりにくい
- 乾きにくい
- 通気性が悪く汗をかきやすい
- ひんやりしている
サイズが小さい
通常のベビー用防水シーツは、ベビーベッド用のサイズ(60×120cm) に合うように作られています。
そのため、大人用のベッドで使用する場合は四隅のゴムをかけることができないため、ずれやすいのです。
また、赤ちゃんでも寝相が悪く防水シーツを敷いた場所から離れてしまうこともあります。
防水シーツを敷いていない場所でおしっこが漏れていた、なんてこともあるため、大人用ベッドで使用する場合は、シングルベッド用など、大きめの防水シーツを購入を検討すると良いでしょう。
脱水がかかりにくい
防水シーツは、ラミネート加工やコーティング加工が施されているため、脱水しても水分が残りやすいです。
洗濯機から出すときにも防水面にお水がたまっていることがあるため注意が必要です。
乾きにくい
防水シースは、洗濯竿にかけておいても風を通しにくいため、竿との接地面が乾かないことがあります。
そのため、竿にかけるよりも角ハンガーなどで全体に均等に風がかかるようにするといいでしょう。
通気性が悪く汗をかきやすい
防水シーツの裏側には防水加工がしてあるため、通常のシーツと比べると通気性が悪くなります。
汗を吸いとらないため、長時間防水シートの上で寝ると汗疹など肌トラブルが起こる可能性も。
肌の弱い子は、接触面が綿のものなど素材選びに気を付けましょう。
ひんやりしている
抱っこでぐっすり眠っている赤ちゃんをいざベッドに寝かそうとしてベッドに置くと起きてしまう通称「背中スイッチ」。
「防水シーツを外したら背中スイッチが入りにくくなった。」と言う方がいるくらい背中スイッチの原因の一つとしても考えられています。
防水生地はひんやりとしてしまうため、背中スイッチが敏感な赤ちゃんには注意が必要ですね。
ベビー用防水シーツは必要?メリットまとめ
ベビー用シーツにはデメリットがあるものの、正直得られるメリットはそれを遙かに上回るものだと考えられます。
以下のメリットを読み、ベビー用シーツは本当にいらないものなのかを今一度ご検討ください。
- おねしょから布団を守ってくれる
- ミルクの吐き戻しから布団を守ってくれる
- ダニやカビを予防できる
おねしょから布団を守ってくれる
最大のメリットは「おねしょから布団を守ってくれる」ことです。
防水シーツを敷くことで、赤ちゃんのおしっこやうんちで布団が汚れることを防げます。
簡単に洗うことのできない布団を清潔に保つことができるため、ママ・パパさんの負担を大きく軽減することができるでしょう。
特に布おむつを使用するのであればあった方が安心ですね。
ミルクの吐き戻しから布団を守ってくれる
赤ちゃんは、ミルクを飲むときに空気も一緒に飲んでしまいます。
そのため、げっぷを上手に出せないときには、ミルクを吐き戻してしまうことが良くあるのです。
そんなときでも、防水シーツの敷いてある布団の上なら処理もラクに済みますね。
全く吐かない子やたくさん吐いてしまう子と個人差がありますが、こうした自体に備えて防水シーツはやはりあると安心です。
ダニやカビを予防できる
ダニやカビは、寝汗による湿気と皮脂やフケなどが原因で発生します。
防水シーツを敷くことで、皮脂やフケから布団を守ります。
また、布団よりも気軽に洗濯することができるので、赤ちゃんの寝床を清潔に保つことができるでしょう。
買う前にチェック!ベビー用防水シーツタイプとは?
ベビー用防水シーツには、いろんなタイプが存在します。
防水シーツを購入する際は、活用シーンに合わせたタイプを選びましょう。
- 防水機能のみのシーツ
- ベッドパットと一体型
- ボックス、ベッドパットと一体型
防水機能のみのシーツ
薄手で洗濯しやすいというメリットがあります。
しかし、表面の素材を選ばなければごわごわしたものも多いので注意が必要です。
特に、肌が弱いお子さんには表面の生地が綿のものを選ぶといいでしょう。
表面がごわごわしているものを購入した場合は、防水シーツの上にシーツを敷くだけでも肌触りがよくなりますよ。
ただし、汚れた際にシーツも洗う必要があるので少し洗濯物は増えてしまうでしょう。
ベッドパットと一体型
ベッドパットと一体型のものはふかふかしているため、肌の弱いお子さんもそのまま上に寝ることができます。
ただし、生地が厚手のため洗濯後の乾燥時間が長いというデメリットもあります。
ボックスシーツ、ベッドパットと一体型
ベッドパットと防水シート、さらにはボックスシーツの全てが全てが一緒になっているため、交換がとても簡単にできます。
また、ズレる心配もないので寝相の悪い子でも安心です。
しかし、全てが一緒になっているため洗濯をするのが少し大変です。
以上のように防水シートには様々な種類があります。
それぞれのメリット・デメリットをよく考え、自分のライフスタイルにあったものを選びたいですね。
新生児から使える!人気のベビー用防水シーツおすすめ3選
ベビー用の防水シートにはさまざまな商品がありますが、どれを購入するか迷ってしまう人もいるでしょう。
そこで以下では、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングの売れ筋商品となっている人気商品から新生児から使える3商品を厳選してご紹介していきます。
ケラッタ ベビー防水シーツ 60x90cm 2枚組
防水シーツは洗い替えを考えると、2枚はあった方が安心です。
そのため、こちらの2枚組は価格も抑えられていて大人気となっています!
また、小さく畳めるので持ち運びにも便利と評判です。
カラバリは4色展開となっています。
新パイル地 新防水素材 棉100% 2枚セット
こちらの防水シーツなら乾燥機OKです!
普段から洗濯は乾燥機派というご家庭なら、この防水シーツがおすすめですよ。
70×120cmの四隅ゴム付きで、保育園のお昼寝用敷布団にもぴったりフィットします 。
防水おねしょシーツ 2枚組 70×120cm Disney プー&フレンズ 吸水加工
デザインが可愛いと人気の防水シーツ。
公的検査機関での耐水度試験で5,908mm (一般的な雨傘生地の耐水度基準は250mm以上)と 安心の耐水度なので、おねしょや寝汗も安心してご使用いただけます!
ベビー用防水シーツに代用できるものは?
防水用シーツの購入を迷っているなら、とりあえず他のもので代用してみるのも良いでしょう。
以下のようなアイテムで、代用ができそうですね。
- ペットシート
- レジャーシート
- ごみ袋など大きめに袋
これらは布団を守るための最終手段。
必ず通常のシーツを上にかぶせて使いましょう。
この中でも最もおすすめなのは、ペットシートです。
例えばペットシートには、3種類の大きさがあります。
- レギュラータイプサイズ(約44×33cm)
- ワイドサイズ(約59×44cm)
- ダブルワイド(約90×59cm)
これらは厚手のものと薄手のものがあり、用途によって使い分けることができます。
ペットシートはコンパクトなので、おむつ換えシートとしてに持ち歩くのにもとても便利です。
また、汚れたときにはそのまま捨てられるので、洗濯の手間がなくなるのは嬉しいですね。
ただし、ペットシートはあくまでもペット用のトイレに敷くことが前提として作られているため、シャカシャカと音が気になる可能性も。
そのため、わざわざ購入するというのはあまりおすすめできません。
あくまでも、家にペットシートがある人へのご提案です。