赤ちゃんの爪切りに使うのは「はさみ」と「やすり」どっちがおすすめなのでしょうか。
今回は、はさみとやすりのそれぞれのメリット・デメリットを徹底解説!
年齢別におすすめの爪切りアイテムをご紹介していきます。
赤ちゃん用爪切りはさみのメリットは?
赤ちゃん用の爪切りはさみは、普段大人がはさみを使うのと同じ方法で赤ちゃんの爪を切ります。
赤ちゃん用爪切りはさみのメリットは次の6つです。
- 安定して持てる
- 短い時間で切れる
- 伸びてしまったときも切りやすい
- 指先がよく見える
- 使える期間が長い
- 爪が割れたときにも使える
赤ちゃんの爪切りアイテムでは定番の商品です。
ひとつずつ詳しくお伝えします!
爪切りはさみのメリット①安定して持てる
爪切りはさみは、大人の指を輪に入れて持てるので安定します。
赤ちゃんの爪切りで怖いのは、皮膚を傷つけてしまうこと。
手元が安定するのは大きなメリットです。
商品によっては、さらに持ちやすく工夫されたデザインも。
ただし、はさみの穴にパパの指が入らないケースもあるようなので注意が必要です。
爪切りはさみのメリット②短い時間で切れる
爪を削っていく爪やすりに比べて、爪切りはさみは短い時間で爪を切れます。
赤ちゃんがじっとする時間が短くていい点は大きなメリットですね。
寝ているときに切る場合も、短時間で済む分爪切りはさみの方がおすすめです。
爪切りはさみのメリット③伸びてしまったときも切りやすい
爪やすりと比べて、爪切りはさみはある程度の長さが切れます。
赤ちゃんの爪が伸びるのは意外と早いので、うっかり切り忘れて伸びてしまうことも良くあります。
伸びてしまったときでも切りやすい点はメリットです。
先端がカーブしている商品だとより切りやすく、より人気があります。
爪切りはさみのメリット④指先がよく見える
爪切りはさみは先端が細いので赤ちゃんの指先がよく見えます。
しっかり押さえる必要はありますが、深爪しづらいと言えるでしょう。
ただし、赤ちゃんが動いて皮膚を切ってしまう可能性は0ではありません。
寝ているときに切る、2人がかりで切るなどの工夫をするとよいでしょう。
爪切りはさみのメリット⑤使える期間が長い
爪切りはさみには、子どもの爪が多少大きくなっても使えるというメリットもあります。
爪やすりは、爪のサイズが大きくなるにしたがって、削るのが大変に。
爪切りはさみは最初こそ少し怖いものの、慣れれば長い期間使えるアイテムです。
爪切りはさみのメリット⑥爪が割れたときにも使える
赤ちゃんの爪は薄いので、ちょっとしたことで割れる場合があります。
爪やすりだけでは割れた爪を切ることができません。
爪が割れたところから切り落としたり、割れたラインより短く切ったりする場合に対応できるのも、はさみタイプのメリットです。
赤ちゃん用爪切りはさみのデメリットは?
続いて、デメリットも紹介します。
赤ちゃん用の爪切りはさみのデメリットは次の4つです。
- 切った後の爪が落ちる
- 動きに合わせづらい
- 爪が厚くなってくると切りづらい
- はさみで切るのに慣れていない
はさみ自体の性能よりは、使いこなすことに大変さを感じる方が多いようです。
4つのデメリットを詳しく説明します。
爪切りはさみのデメリット①切った後の爪が落ちる
爪切りはさみは、普段大人が使う爪切りのように切った爪が溜まる部分はありません。
そのまま切ってしまうと切った爪が落ちたり、切った反動で飛んだりします。
そんなときは、はさみの先端に薄くワセリンを塗ると切った爪が落ちにくくなるのでおすすめです。
ぜひ試してみてください。
爪切りはさみのデメリット②動きに合わせづらい
赤ちゃんがよく動く場合には、爪切りはさみだと切れなくなってしまうでしょう。
寝ているときを狙っても、指先を触るだけで起きてしまうこともありますよね。
静かに切らせてくれない・切れるタイミングがない場合には、爪切りはさみはおすすめできません。
爪切りはさみのデメリット③爪が厚くなってくると切りづらい
赤ちゃんが成長するにつれ、手も大きくなり、爪も厚みが出てきます。
爪が厚くなってくると刃の進みが悪くなるのです。
商品にもよるかと思いますが、切りづらくなったタイミングで大人と同じタイプの爪切りに変えることとなるでしょう。
爪切りはさみのデメリット④はさみで切るのに慣れていない
赤ちゃん用爪切りはさみは、大人が使っている爪切りとタイプが異なります。
そのため、多くのパパ・ママははさみで爪を切ることに慣れていないでしょう。
はさみを使って爪を切ること自体に恐怖感があることも。
使い慣れていない製品で赤ちゃんの爪を切らなくてはならない点はデメリットといえます。
赤ちゃん用爪やすりのメリットは?
赤ちゃんの爪を短くするには、赤ちゃん用爪やすりを使う方法もあります。
爪やすりのメリットは、次の5つです。
- 切らないので怖くない
- 爪の角が取れる
- 赤ちゃんが動いても心配ない
- 対面でなくても使える
- 人に頼みやすい
- 家族で使える
赤ちゃんの小さな爪をケアするには安心感が重要になってきます。
爪やすりのメリット5つ、詳しく紹介します。
爪やすりのメリット①切らないので怖くない
爪やすりは、刃物を使って爪を切らない点が大きな安心感になります。
また、刃による切り傷を作りにくいのもメリットです。
パパ・ママの間では、この理由でやすりタイプを選ぶ方が多いです。
爪やすりのメリット②爪の角が取れる
爪やすりは角の処理が簡単です。
爪に角が残ると赤ちゃんが顔を触ったときに引っかき傷ができやすいため、爪やすりを選ぶ方も。
はさみだと、どうしても爪の端を丸くするのが難しいですよね。
細かい部分までお手入れしてあげられる点はメリットと言えます。
爪やすりのメリット③赤ちゃんが動いても心配ない
刃物を使わないので、赤ちゃんが動いても心配不要です。
電動爪やすりの場合は動くことでケガの心配もあるかと思いますが、手で動かして削るタイプなら問題ありません。
「赤ちゃんが動いてなかなか爪が切れない」とイライラしないというメリットもあります。
爪やすりのメリット④対面でなくても使える
ケガの心配が少ない爪やすりは、赤ちゃんの姿勢や手も向きを選ばないというメリットも。
抱っこ紐で落ち着かせながら使ったり、うしろから抱きかかえる姿勢で使ったり。
赤ちゃんが落ち着くシーンで使えるのは嬉しいですね。
爪やすりのメリット⑤人に頼みやすい
ケガの心配が少ない爪やすりは、普段赤ちゃんの爪を切らない人にも頼みやすいというメリットがあります。
祖父母に預けるときなどにも、爪切りはさみと比べるとお願いしやすいでしょう。
爪やすりのメリット⑥家族で使える
爪やすりは、赤ちゃんの爪を短くするほかに、大人が爪を整えるためにも使えます。
赤ちゃんと共用するのが気にならなければ、家族みんなで使える点はメリットとなるでしょう。
もちろん、赤ちゃんが大きくなって大人と同じ爪切りを使うようになってもケア用として使い続けられます。
赤ちゃん用爪やすりのデメリットは?
続いて、爪やすりタイプのデメリットもお伝えします。
爪やすりタイプのデメリットは主に5つ。
- やすったあとに粉が出る
- 時間がかかる
- 爪が伸びる・手が大きくなると削りにくくなる
- 爪の割れに対応できない
- 充電やスペアの手間&削りすぎる(電動爪やすり)
あくまで爪をやするアイテムなので、やすりだけでは対応が難しいシーンもあります。
それぞれ詳しく説明しますね。
爪やすりのデメリット①やすったあとに粉が出る
爪やすりは爪をこすって削るので、多少の粉が落ちます。
新聞紙を敷くなどの対策もできますが、赤ちゃんが特定の場所でおとなしく削らせてくれるとは限りません。
粉が落ちることが気になる方にはデメリットとなるでしょう。
爪やすりのデメリット②時間がかかる
爪やすりは、一本ずつ爪先を削ることで短くするため、時間がかかります。
両手足の爪を短くしようと思うと10本分削らなくてはなりません。
一度にまとめて削らず、複数回にわける・気づいたときにこまめに削るなどの工夫が必要な場合も。
忙しくてこまめに時間が取れない方には、時間がかかる点はデメリットとなるでしょう。
爪やすりのデメリット③爪が伸びる・手が大きくなると削りにくくなる
爪やすりは、爪が伸びる・手が大きくなるにつれて、削るのが大変になります。
短くするまでに時間がかかるので、じっとしていられない場合には親子でストレスになりかねません。
最終的には仕上げ用に使うことになるため、どこかのタイミングで爪切りはさみや大人と同じ「てこ」タイプと併用することになるでしょう。
爪やすりのデメリット④爪の割れに対応できない
赤ちゃんの爪が割れてしまったときには、割れた部分を切り離すのにはさみを使う必要があります。
無理に引っ張ってしまうと思わぬ方向に爪が割けてしまうこともあるので注意が必要です。
大人用の爪切りを使って対処することもできますが、難しいためおすすめできません。
爪やすりのデメリット⑤充電やスペアの手間&削りすぎる(電動爪やすり)
電動爪やすりは、削りやすさや手軽さがある一方で、充電や刃のスペアを用意するのに手間がかかります。
使いたい時に充電が切れていると、後回しになってしまいますよね。
また、電動やすりは削れるスピードが速く、赤ちゃんの指を傷つけてしまったというレビューもありました。
電動だからこそのデメリットも押さえておきたいポイントです。
赤ちゃん用爪切りはさみと爪やすりはどっちがおすすめ?
「結局どちらがおすすめなの?」と迷ってしまう方もいると思います。
その場合には、赤ちゃんの月齢によって使い分けるのがおすすめです。
新生児期~1歳までは爪やすり・1歳以降は爪切りはさみを使うとよいでしょう。
では、理由をそれぞれ説明していきますね。
新生児~1歳までは爪やすりがおすすめ!
この時期に爪やすりをおすすめする理由は次の通りです。
- とにかく赤ちゃんの手が小さい
- 切るのが怖いことがある
- 爪自体も小さいので、やすりだけでカバーできる
- 顔をひっかきやすいので丸く仕上げた方が安心
赤ちゃんの爪が小さいほど、やすりの方が便利かつ安心です。
特に第一子の場合や、赤ちゃんの爪切りが怖い場合は活躍してくれるでしょう。
爪切りはさみと比べてパパがチャレンジしやすい点もおすすめポイントです。
1歳を過ぎたら爪切りはさみがおすすめ!
この時期にはさみタイプをおすすめする理由は次の通りです。
- 赤ちゃんの手が少しずつ大きくなる
- ママも赤ちゃんの扱いや爪切りに慣れてくる
- 今まで使っていたやすりは仕上げ用として使える
赤ちゃんが成長するにつれて爪が厚く・固くなり、爪やすりで削り続けるのはなかなか大変です。
おおよそ1歳を過ぎたころ、削るのが大変だと感じたら爪切りはさみにチェンジしてみてください。
大人と同じ「てこ」タイプより、爪切りはさみの方が子どもの指先がよく見えます。
まだまだ手が小さくじっとしていられる時間が短いこの時期にぴったりです。
また、今まで使っていたやすりも、仕上げ用として引き続き使用できます。
人気の赤ちゃん用爪切りアイテム3選
赤ちゃんの爪切りアイテムには、さまざまなタイプがあります。
そこで今回は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの人気商品から厳選したおすすめの3商品をご紹介していきます。
ピジョン 新生児つめきりハサミ
新生児用の爪切りはさみは、赤ちゃんの薄くてやわらかい小さなつめにピッタリです。
生後まもない赤ちゃんにあわせた、小さくて薄い刃になっているため、迷った時にはまずこちらを使ってみましょう。
ハンドル部は抗菌剤入り樹脂使用で衛生的、使わないときに刃先を保護するキャップ付きです。
コンビ ベビーレーベル ネイルケアセット
赤ちゃんとママの両方が使える便利なネイルケアセットです。
- ソフト:目安0~3ヵ月
- ミディアム:目安4~11ヵ月
- ハード:目安12ヵ月以上
- シェービング用:爪の長さや形を整える
- 表面みがき用:爪の表面をなめらかに仕上げる
- ポイント用研磨やすり:爪先や甘皮などを処理
EDISONmama くじらのつめきり つめやすり・ルーペ・サポーター付
ルーペがついていて、子どもから大人まで使いやすい爪切りです。
指を乗せて安定してカットできるサポート付き。
爪を切った後、なめらかな仕上げにするつめやすりも付いています。