バウンサーは便利であるものの、使う期間が限られているため、いらないという声も多く聴きます。
そこで今回は、バウンサーのメリットとデメリットを徹底調査。
バウンサーを購入使用か迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
バウンサーはいらない?デメリットまとめ
バウンサーは「いらない」、「買ったけど結局いらなかった」という意見があります。
そこでまずは、バウンサーのデメリットをまとめてみました。
- バウンサーが合わない赤ちゃんもいる
- 使用期間が短い
- 設置・収納場所や処分に困る
- 長時間の使用は身体に負担がかかる
- うんちもれをする
- 布団やベッドで寝なくなる
- バウンサーから落ちる
バウンサーが合わない赤ちゃんもいる
赤ちゃんによっては、バウンサーを嫌がることもあります。
バウンサーが合わない赤ちゃんだと、せっかく準備しても全くの無駄になってしまうのです。
しかし、「家にあるバウンサーは嫌がるのに、保育園のバウンサーには乗っている」このようなママの声もあり、バウンサーそのものが嫌いな赤ちゃんもいれば、バウンサーの種類によってはOKな場合があるようです。
そのため、ベビー用品の取扱い店舗でバウンサーを試してみる、レンタルを使用するなど購入前に赤ちゃんの反応を見るのも1つの手です。
使用期間が短い
寝返りが始まる生後5〜6カ月になると、バウンサーはほとんど使わなくなります。
なぜならば、赤ちゃんは成長と共にどんどん活動的になるためバウンサーの上でもじっとしておらず危ないからです。
ある一定の期間を過ぎて「バウンサーに乗せてベルトをしても、脱出するようになった」という経験があるママもいました。
5千円〜4万円ほどするバウンサーを買っても、5〜6カ月しか使用しない可能性が高いというデメリットがあります。
設置・収納場所や処分に困る
バウンサーは、ベビーベッドやハイローチェアに比べると小さいですが、予想よりも置くスペースを取ります。
そのため、畳半畳分はスペースを確保したほうがよいでしょう。
また、使わなくなった後の収納場所や処分にも困ってしまいます。
バウンサーを購入するときは設置するスペースがあるかなど、収納や処分について考えて購入したほうが良いでしょう。
長時間の使用は身体に負担がかかる
「長時間同じ体勢だったから、腰が痛くなった」という経験がある方は多いのではないでしょうか。
赤ちゃんも同様に、バウンサーの長時間使用は身体に負担をかけます。
特に、バウンサーは布団やベッドのように平らではないので、腰に負担がかかります。
赤ちゃんの動きは、成長のために大切な動作です。
バウンサーに乗せることで、動きにくくなり成長に大切な動作を妨げないようにしなくてはいけません。
うんちもれをする
「バウンサーに乗せていたら、背中までうんち漏れをして悲惨なことになった……」
このような経験をしているママたちも実は多いです。
バウンサーに赤ちゃんを乗せると、お尻がバウンサーにピッタリフィットします。
そのため、まだ柔らかい赤ちゃんのウンチは背中のほうへ流れてしまい、大惨事になってしまうことも。
バウンサーに乗せるときは、うんち漏れ対策をして使用するのがおすすめです。
布団やベッドで寝なくなる
バウンサーで寝るのに慣れてしまうと、布団やベッドでの寝かしつけが大変になります。
「バウンサーならすぐ寝てくれるのに、布団だとなかなか寝てくれない」
このような悩みを持つママさんも多いでしょう。
バウンサーは寝かしつけを手助けしてくれるアイテムとしてたくさんのママたちを助けてくれます。
しかし、バウンサーで睡眠習慣がついてしまうと、本来寝てほしい場所である布団やベッドで寝せる習慣を付けるのに苦労する可能性があるため注意が必要です。
バウンサーから落ちる
バウンサーについているベルトをつけ忘れたために「赤ちゃんがバウンサーから落ちてしまった」という経験をされたママもいます。
3カ月ぐらいの赤ちゃんだと、まだ頭の骨も柔らかく衝撃に弱いため、大きな事故につながることも。
バウンサーを使用する際に、必ずベルトをつけ忘れないようにしましょう。
バウンサーは必要?メリットまとめ
デメリットはあるものの、やはりバウンサーにはメリットも多くあります。
- 簡単に持ち運びができる
- 自分でゆらゆらして遊んでくれる
- 吐き戻しが減る
- うんちがでるようになる
簡単に持ち運びができる
バウンサーは軽く持ち運びに優れている商品が多いです。
例えば「ベビービョルン」のバウンサーは、重さが2.1kgで片手でも簡単に持ち運びができます。
「夕飯の準備のとき、姿が見えるところに赤ちゃんを座らせておきたい」
「お風呂上りに、ちょっとだけ赤ちゃんをおける場所がほしい」
このようなシチュエーションにバウンサーは大活躍です。
自分でゆらゆらして遊んでくれる
バウンサーの目的は赤ちゃんを「あやす」ことです。
赤ちゃんの力でも、ゆりかごのように心地よく揺れ、1人でもご機嫌に遊んでいられます。
「バウンサーに乗せたらご機嫌に遊んでくれて、気が付いたら遊び疲れて寝てしまっていた」というパパやママたちがたくさんいます。
「抱っこに疲れてしまった」「少しだけひとりで遊んでくれないかな」と時間がほしいパパやママたちへ、バウンサーが手助けをしてくれるでしょう。
吐き戻しが減る
授乳後、バウンサーを斜めにした状態で赤ちゃんを乗せれば、吐き戻しをする確率が減ります。
もし、吐き戻しをしても斜めの状態で座らせれば、吐き戻したものがのどに詰まる心配を減らすことが可能です。
「よく吐き戻しをする」「ゲップがなかなかでない」というときは、バウンサーに乗せてしばらく様子を見ると良いでしょう。
うんちがでるようになる
Twitterなどで「バウンサー うんち」と検索すると、「バウンサーに乗せたらめちゃくちゃ快便!!」「毎回、必ずウンチする」と多くのパパやママのツイートがあります。
原理は解明されていませんが、バウンサーの揺れが腸を刺激するのではないだろうかと言われています。
赤ちゃんの便秘で悩まれているママたちは、バウンサーを試してみる価値はあるでしょう。
このように、バウンサーにはメリットもデメリットもあります。
どちらも知った上で、購入やレンタルといった決定をおこなえば、後悔しなくて済むはずです。
現在悩んでいる方は、メリットとデメリットを踏まえた上で、現在の生活に見合うかを考えてみてくださいね。
買う前にチェック!後悔しないバウンサー選びのポイントは?
- 重さや大きさ
- 電動タイプか手動タイプか
- 付属品や機能が充実しているもの
- 通気性がよく、簡単に洗えるか
重さや大きさ
バウンサーもさまざまな種類があり、重さ・大きさもさまざまです。
バウンサーを置くスペースや、移動範囲を確認し、合ったものを購入したほうがよいでしょう。
電動タイプか手動タイプか
電動タイプと手動タイプのバウンサーがあります。
電動タイプは高価です。
しかし、自動で揺れ、音楽が流れるものもあり赤ちゃん一人でも楽しむことができます。
手動タイプは、赤ちゃんの動きでゆりかごのように揺れ、ママたちが揺らしてあげることもできるのでコミュニケーションが取りやすいです。
また軽くてコンパクトなものが多いのも手動タイプの特徴です。
通気性がよく簡単に洗えるか
体温が高く、汗をかきやすい赤ちゃんが使用するので、通気性の面は確認しておいたほうがよいでしょう。
おすすめはメッシュ素材のものです。
メッシュ素材は他の製品と比べて温度上昇が緩やかな特徴があります。
また洗濯のしやすさも重要です。
ウンチ漏れや吐き戻しで汚れる可能性が高いので、簡単に生地を取り外せて洗濯できるものを選びましょう。
人気のバウンサーおすすめランキング3選
「バウンサーはいくらくらいする?」
「どんな商品が人気があるの?」
という声にお応えして、ここではママシティ編集部が厳選した「人気のバウンサーおすすめランキング3選」をご紹介していきます。
ベビービョルン バウンサーバランスソフト ジャージー
ベビービョルンのバウンサーは、やさしい揺れが一番の特徴です。
生後一か月頃から使える優れもの。
重さが約2.1kgと軽く、折りたたみもできるため、里帰り出産や旅行の際にも持ち運びがラクにできて便利ですよ。
Joie(ジョイー) バウンサー ドリーマー メロディ&振動機能付き
1ヶ月~体重13kg(目安1歳半)まで使える頑丈なバウンサー。
バウンサーの脚を床に固定しシート部分のみを揺らすバウンサーとして、脚の固定を外し全体を揺らすロッキングチェアとして、2WAYの使い方ができます。
音楽5曲・さえずり・バイブレーション機能付きで、赤ちゃんのご機嫌タイムが長続きします。
フィッシャープライス インファント・トドラーロッカー バウンサー 3Way
Amazonベストセラー1位商品!
価格が安く、機能性もバツグンなことから満足度の非常に高い商品です。
赤ちゃんの頃はベビーラックとして、大きくなったらロッキングチェアとして使えるため、離乳食期のベビーチェアとしても大活躍できるでしょう。
また、シートは汚れても簡単に外して洗濯機で洗濯可能なため衛生的に使える点も評価が高い理由です。
バウンサーのレンタルは高い?
バウンサーを買うのは経済的に厳しい、使用が終わった際の処分が面倒、という人ならレンタルも検討してみましょう。
バウンサーをレンタルすると、どれくらいの金額になるのかをベビレンタにて調査してみました。
今回は、Amazonでバウンサーの人気1位となっていた「フィッシャープライス インファント・トドラーロッカー」のバウンサーのレンタル価格をみていきます。
レンタル期間 | 価格(税込) |
---|---|
1週間 | 2,780円 |
2週間 | 3,380円 |
1ヶ月 | 4,280円 |
2ヶ月 | 6,480円 |
3ヶ月 | 7,080円 |
6ヶ月 | 8,880円 |
Amazon | 6,498円 |
Amazonでは、メーカー小売り希望価格よりも安く販売されいます。
そのため、実は3ヶ月以上レンタルするならAmazonで買った方がお得になるという結果に。
しかし、「お試しで使ってみたい」「処分が面倒なので買いたくない」という場合には、やはりレンタルがおすすめです。
ベビー用品のレンタルサービス「ベビレンタ」では、ベビーカーや抱っこ紐など、さまざまなベビーグッズのレンタルがありますので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
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バウンサーに代用できるものは?
バウンサーを買う余裕がない、他のもので代用できないかな?という人のために、バウンサーに代用できそうなグッズをまとめてみました。
- ハイローチェア
- 持ち運びができるチャイルドシート
ハイローチェア
ハイローチェアは赤ちゃんの寝かしつけを目的として作られた簡易ベッドです。
ハイローチェアもバウンサーのように揺れることで赤ちゃんを心地よくします。
バウンサーと形も似ているので、バウンサーとハイローチェアどちらを買うか悩むパパやママが多いようです。
以下に、ハイローチェアとバウンサーの違いをまとめました。
ハイローチェア | バウンサー | |
---|---|---|
目的 | 寝かしつけ | 赤ちゃんをあやす |
揺れ方 | 横揺れ | 縦揺れ |
フラット | 〇 | × |
価格 | 1~8万円程 | 5千~4万円程 |
対象年齢 | 0カ月~4歳 (18kg以下) | 1カ月~2歳 (13kg以下) |
機能 | ・キャスター付きで移動がしやすい ・リクライニングができ 食事時の椅子になる ・フラットになるので 簡易ベッドとして利用できる | ・赤ちゃんをあやす機能が 豊富に付いているものが多い ・軽量でコンパクトな製品が多い ・比較的安価である |
ハイローチェアとバウンサーは機能的に似ているため、両方を購入する必要はありません。
しかし、細かい機能性などが異なるためご家庭に合った方を選ぶのが良いでしょう。
持ち運びができるチャイルドシート
自家用車を所持しているご家庭であれば、持ち運びができるチャイルドシートもおすすめです。
「チャイルドシートのぺブルをバウンサー代わりにしていた」というママさんもいました。
ぺブルは持ち運びができるチャイルドシートです。
車で眠った赤ちゃんをチャイルドシートごと取り外し運ぶことができます。
そのため、車移動が多いご家庭におすすめです。
ベビーカーにも設置できるので、使い方はさまざま。
ベブルは軽く指で押すだけで揺れるので、バウンサーのように利用もできます。
ただし、バウンサーより重量がありコンパクトにならないというデメリットがあるため、注意が必要です。