今回は、小さい子供がいても働ける正社員の仕事をご紹介!
子育て中のママが正社員で働くメリット・デメリットや仕事を休むときの対処法などをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
小さい子供がいても働ける場所はある!
「子供がまだ小さいから」
そんな理由で正社員で働くのは無理と諦めてはいませんか?
働きやすい仕事選びや家庭との両立の工夫次第で、小さい子供がいても、正社員で働くことは可能です。
今回は、小さい子供がいても正社員で働ける、おすすめの仕事をご紹介します。
小さい子供がいるママが正社員で働くメリット・デメリット
小さい子供がいるママが正社員として働こうと思い立っても、本当にできるかな?と不安も多いものですよね。
そこで、小さい子供がいるママが正社員として働く上で、どのようなメリットとデメリットがあるのかについて、まとめてみました。
メリット
出産前までは正社員として働いていても、出産後にその大変さから辞めてしまうママも少なくありませんが、正社員として働くことには大きなメリットがあります。
- 経済的余裕が生まれる
- 責任ある仕事を任せてもらえ、やりがいや自信につながる
- 社会的信用が上がる
正社員として働く一番のメリットは、安定した収入が得られ、経済的な余裕を持てる点ではないでしょうか。
『ユースフル労働統計2020』 によると、大学卒業後、60歳まで正社員として勤務を続けた女性とフルタイムの非正規社員として勤務した女性とでは、その生涯賃金に1億円の差が生まれることがわかっています。
正規と非正規では1億円の差が出る
教育費や老後資金など、将来のお金に対する不安も多い時代だからこそ、女性も正社員として働くメリットは大きいと言えますね。
デメリット
正社員の場合、パートやアルバイトと比べると、時間的な制約も大きくなるため、デメリットもあります。
- 時間的余裕がない
- 子供との時間が少なくなる
正社員は働く時間も長く、家に帰ってからも家事や育児で時間的な余裕がないため、子供との時間をゆっくり取れないという悩みを持つママが多いです。
ただし、こうしたデメリットも便利家電などを使って時間を効率よく使う工夫でなんとかなるものです。
視点を少し変えるだけで、ママが正社員として働くデメリットというのは、解消できるものだと思います。
ママが働きやすい仕事の探し方
妊娠中~育休中に資格を取得したら、子育て中のママが働きやすい仕事を探しましょう。
子育て中でも働きやすい仕事を探す際には、女性向けの求人が多い求人サイトやマザーズハローワークを利用するのがおすすめです。
女性向けの求人が多い求人サイトで探す
女性向けの求人が多い求人サイトでは、様々な勤務体系の仕事を扱っており、希望する働き方から仕事を探すことができます。
ここでは、子育て中のママに特におすすめの求人サイトをご紹介します。
おすすめの求人サイト①とらばーゆ
とらばーゆでは、女性向けの求人が多く、正社員から契約社員、紹介予定派遣など、様々な勤務体系から仕事を探すことができます。
おすすめの求人サイト②しゅふJOB
しゅふJOBでは、主婦(夫)向けのパート・アルバイトを中心とした求人を扱っており、扶養の範囲内で働きたい方におすすめの求人情報サイトです。
社員として働きたい方には、「しゅふJOB社員版」もありますので、希望する働き方に合わせて、使い分けるといいでしょう。
マザーズハローワークで探す
全国のハローワークでは、子育て中のママの就職支援などを行う「マザーズハローワーク」を開設しています。
キッズコーナーやチャイルドシートを置ける相談スペースが併設されているなど、子ども連れでも利用しやすい環境が特徴です。
また、マザーズハローワークでは仕事探しだけでなく、就職に役立つセミナーや面接対策なども開催されます。
様々なサービスが利用できるため、ブランクが長い方や1人で就職活動をするのは不安な方も安心です。
これらのサービスはすべて無料で利用できますので、ぜひ活用してみてください。
小さい子供がいても働ける正社員の仕事おすすめ11選
実際に仕事を探す際には、自分がやってみたいことやなりたい姿に合わせて選ぶのが一番です。
しかし、やってみたいことが見つからない方のために、小さい子供がいても働ける正社員の仕事おすすめ11選をご紹介します。
①一般事務
一般事務は、基本的なパソコンスキルがあればできる仕事です。
文書作成や電話対応など、様々なスキルが身につきます。
一般的に残業が少ない仕事ですが、小規模の会社の場合、1人が負担する業務量が多く、残業が避けられないケースもあります。
残業が難しい方は、チームメンバーが複数いるような、中規模以上の会社を選ぶことをおすすめします。
②レストラン・カフェ
飲食業界は人手不足が深刻化しているため、売り手市場の業界です。
また、ブランクが長く、社会復帰に不安がある方も、主婦業の経験を仕事に活かせるため、ママでも始めやすい仕事と言えます。
シフト制の会社も多く、時間の融通が利きやすい点もメリットです。
③スーパー・百貨店
スーパーや百貨店は女性社員が多く、女性が働きやすい制度が整っている点が魅力です。
接客業のため、コミュニケーションスキルも身につけられます。
様々な売り場があるため、自分の興味のある職場を選ぶとモチベーションも上がりそうですね。
④登録販売者
登録販売者は、かぜ薬や鎮痛剤などの一般用医薬品を薬局やドラッグストアで販売でき、近年ニーズが高まっている仕事です。
医薬品を扱う店舗であれば、全国どこででも仕事を探せるため、希望する働き方に合わせて仕事を選べる点もポイントです。
⑤地方公務員
地方公務員は立場上、女性やハンディキャップがある方も平等に扱わなければならないため、子供のいる職員への理解があり、休みも比較的取りやすいと言われています。
公務員試験に合格しなければならないというハードルはありますが、地方都市では競争率も低く、難易度も下がるため、地元だけでなく、通える範囲の他の自治体も検討してみるといいでしょう。
⑥コールセンター
コールセンターでの仕事には、お客様からかかってきた電話に対応する「インバウンド」とお客様に電話をかける「アウトバウンド」の2種類があります。
シフト制が多く、希望する日時で働ける他、スタッフの人数も多く、急な休みに対応してもらいやすい点も、小さい子供がいるママには助かります。
事務職と比べ、給料が高い点も魅力です。
\ クリックでページに飛びます /
⑦webライター
webライターは、依頼主から指定されたテーマや内容に沿った記事をパソコンで作成する仕事です。
パソコンさえあれば、自宅にいながら仕事ができるため、子供の預け先がないママでも挑戦できます。
未経験の場合、アルバイトやパートから仕事を始めて正社員となるケースが多いようです。
\ クリックでページに飛びます /
⑧オンライン秘書
オンライン秘書とは、スケジュールやアポイントメント調整、出張手配、資料作成などの秘書業務をオンラインで行う仕事です。
在宅ワークが主体のため、自宅で仕事をすることができます。
秘書の経験がある方の他、事務職や経理の経験がある方にもおすすめの仕事です。
\ クリックでページに飛びます /
⑨アロマセラピスト
アロマセラピストは、天然の植物から抽出した精油を使って、心や身体を癒やす仕事です。
代表的な職場はアロマセラピーサロンやエスティックサロンですが、医療施設や看護施設などからの需要も高まり、活躍の場が広がっています。
まずはサロンで経験を積み、将来は開業して、自分のサロンを運営といったキャリアの作り方も可能です。
⑩ネイリスト
女性が圧倒的に多い仕事のため、子育てをしながら働くスタッフに理解のある職場も増えてきています。
ネイリストは接客業でありながら、技術職でもあるため、コミュニケーションスキルも身につけながら、手に職をつけることもでき、様々な働き方が選択できる点が魅力です。
⑪学童指導員
学童指導員は、子どもと関わることができる仕事です。
パートや短時間勤務もありますが、正社員での採用もありますよ。
保育士や教員の資格がなくてもできる仕事です。
学童指導員というと、残業などが心配になる人もいるかもしれません。
しかし、「はじめての学童指導員」では、働き方に合わせた学童を紹介してもらえますのでライフスタイルにあった仕事先が見つかるでしょう。
子供の熱で仕事を休みすぎてもクビにはならない
子供が小さいうちは、急な体調不良で頻繁に仕事を休まざるを得ないことも多いものです。
子供の病気やケガで欠勤が続くと、仕事を続けられなくなるのではと心配される方も多いと思います。
一般的に、子供の病気を理由に欠勤が増えてしまったとしても、よほど欠勤日数や頻度が多くない限りは、解雇事由にはあたらないとされていますので、それほど心配する必要はありません。
また、「子の看護休暇」という制度もあります。
こういった制度をきちんと理解して活用するのも大切ですよ。
さらに日頃から積極的に仕事に取り組み、協力する姿勢を見せるなどして、周囲の理解や協力を得やすい環境を作っておくことも大切です。
子供の熱でどうしても仕事が休めないときはどうする?
正社員で働く場合、子供の病気やケガで保育園やこども園に預けられなくなったけれど、どうしても仕事が休めない日も出てきます。
そういった場合の2つの対処法をご紹介します。
家族を頼る
どうしても仕事が休めない時にまず頼るべきは、パパや両親といった家族です。
ママ一人ですべてをこなそうすると、無理が生じてきますので、周囲を上手に頼って、協力し合える環境を作っておきたいですね。
病児保育
病児保育は、小学生までの病中・病後の子どもを預かってくれる施設です。
医療機関に併設されていることが多く、定期的にお医者さんが診察に来てくれるため、安心して子どもを預けることができます。
病児保育は事前に登録が必要なケースがほとんどのため、利用の可能性がある場合は、早めに登録しておくことをおすすめします。
子育てと仕事の両立はママが無理をしすぎないことが大切!
子育て中のママが家事や育児と仕事を両立させるには、ママ一人で抱え込まず、無理をしないことが大切です。
一人ですべてを完璧にこなそうとせず、外食やお惣菜などを上手に活用したり、家族や周囲に頼ったりするなどして、時間や心に余裕を持つようにすることが、家事・育児と仕事を両立させるコツと言えます。
この記事が、子供との時間を大切にしながら、正社員としてイキイキと働ける仕事探しの参考になれば幸いです。