ベビーワゴンは赤ちゃんのお世話グッズをまとめるアイテムとして便利でおしゃれな育児グッズですが、転倒の危険性があるなどのデメリットもあり「危ないからいらない」という声もあります。
その一方で、移動が簡単、高い位置でのお世話がしやすいといったメリットもあります。
そこで今回は、ベビーワゴンのメリットとデメリットを徹底調査。
代用品のおすすめなどもご紹介していきます。
ベビーワゴンは必要?メリットまとめ
「赤ちゃんのお世話グッズをまとめられるから便利」
「かわいくておしゃれ」
とママたちに話題のベビーワゴン。
赤ちゃんのお世話がおしゃれで便利にできたら、うれしいですよね。
そんな願いをかなえてくれる、ベビーワゴンのメリットをご紹介します。
- 赤ちゃん用品をまとめて収納できる
- 移動ができる
- 高い位置でのお世話がラク
赤ちゃん用品をまとめて収納できる
育児グッズをまとめて収納できるのが、ベビーワゴンを使うメリットです。
オムツや着替え、おしりふき、綿棒、ベビーローションなど赤ちゃんのお世話に必要なものは想像以上にたくさんあります。
バラバラに収納していると、使いたいときに必要なものがすぐに取り出せません。
その点、ベビーワゴンにまとめておけば、探す必要がなくなり子育てがラクになります。
移動ができる
ベビーワゴンにはキャスター付きのものが多く、移動が簡単にできます。
片手で赤ちゃんを抱っこして、片手でベビーワゴンを押しての移動も可能です。
日中はリビング、夜は寝室と赤ちゃんのいる場所に移動できるのも、ベビーワゴンのメリットです。
高い位置でのお世話がラク
ベビーワゴンは2~3段のものが多く、高さがあります。
そのため、ベビーベッドでのおむつ替えでは、しゃがまなくてもオムツやおしり拭きを取れます。
産後はなるべく体に負担がかからないような環境作りが大切です。
基本的にベビーベッドに赤ちゃんを寝かせておくご家庭であれば、同じくらいの高さのベビーワゴンがあると便利ですよ。
ベビーワゴンはいらない?デメリットまとめ
便利でおしゃれなベビーワゴンですが、実際に使ってみると困ってしまうこともあるようです。
ベビーワゴンのデメリットは、どういったものがあるのか以下で見ていきましょう。
- 転倒の危険がある
- 赤ちゃんがいたずらをする
- 場所をとる
転倒の危険がある
赤ちゃんが動くようになると、ベビーワゴンにつかまり立ちをしたりうごかしたりして転倒する危険があります。
バランスが上手に取れない赤ちゃんが、ベビーワゴンにつかまると一緒に倒れてしまうことも。
おすわりの時期も安心できません。
赤ちゃんの安全のためには、ベビーワゴンをクローゼットにしまって、使うときだけ出すといった工夫も必要になるでしょう。
赤ちゃんがいたずらをする
生後6カ月くらいになり赤ちゃんが動き始めると、今まで以上にいろいろなモノへの興味が出てきます。
そのため、ベビーワゴンの中身を引っ張り出すいたずらがブームになることも。
「引き出しに入れたのに、引っ張り出された」「ストッパーをしたのに無駄だった」というママたちの声が多くみられます。
赤ちゃんが起きているときには近くに置かない、赤ちゃんの手が届きやすい下段には引っ張り出されないようなものを置くなど、注意が必要です。
場所をとる
ベビーワゴンは赤ちゃんのオムツや着替え、お世話グッズをまとめて収納するため幅があります。
ベビーワゴンを置く部屋が狭いと、圧迫感を感じたり赤ちゃんのお世話がしにくくなったりするといったデメリットもあります。
そのため、下のスペースが荷物置き場に使えるベビーベッドを活用するなど、ベビーワゴン以外にもいろいろ検討してみると良いでしょう。
買う前にチェック!後悔しないベビーワゴン選びのポイントは?
ベビーワゴンのメリットとデメリットを知った上で、購入を検討するなら以下のことをチェックしてお気に入りの商品を選んでくださいね。
- ベビーワゴンの大きさ
- ストッパーがあるか
- 組み立てやすさ
- トレイの形
- 部屋の雰囲気とあっているか
ベビーワゴンの大きさ
ベビーワゴンの大きさを、買う前に調べましょう。
ベビーワゴンは、赤ちゃんのお世話グッズを収納するため幅も高さもあります。
そのため、部屋の大きさに合ったサイズのベビーワゴンを選ぶようにしましょう。
ベビーワゴンを隙間に収めたいときには、サイズを測って合った大きさのものを選びましょう。
ストッパーがあるか
ベビーワゴンには、ストッパー付きのものと付いていないものがあります。
ストッパーがついていないと、赤ちゃんがベビーワゴンに触ったとき動いてしまい危険です。
そのため、
- ストッパーがついているか
- 付いていないものなら別売りのものが付けられそうなのか
を買う前にチェックしましょう。
組み立てやすさ
組み立てやすさも、ベビーワゴンを買う前にチェックしましょう。
ベビーワゴンの組み立てに必要な工具や、組み立てにかかる時間は商品によって違います。
買う前に簡単に組み立てられるかを調べておきましょう。
トレイの形
ベビーワゴンのトレイの形は、大きく分けて3種類です。
バスケットタイプ
一番多いトレイの形です。
周りが囲まれているため、移動するときに育児グッズが落ちる心配がありません。
小物は100均などのかごを使うと、見やすく収納できます。
シェルフタイプ
周りの囲いがないシェルフタイプ。シェルフタイプは値段が安く、軽いのが特徴です。
ただし、移動の時にものが落ちやすいため、収納ケースと組み合わせて使うことをおすすめします。
引き出しタイプ
引き出しタイプは、中身が見えにくく部屋が片付いた印象になります。
使うときに引き出す手間はかかりますが、ベビーグッズを隠せるので部屋をスッキリ見せたいママに人気です。
部屋の雰囲気とあっているか
ベビーワゴンの色や素材を、部屋の雰囲気に合わせて選びましょう。
ベビーワゴンの色や素材は豊富です。
ほとんどのママたちは、カーテンの色に合わせたり部屋の雰囲気にあわせたりして選んでいるようです。
人気のおすすめベビーワゴン3選
ベビーワゴンを買うならどの商品が良いのか、悩む方もいるでしょう。
そこで今回は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの人気商品から厳選したおすすめ3商品をご紹介していきます。
無印良品 スチールパイプワゴンラック 3段 82944808
シンプルなデザインかつ無印良品の商品ということで気に入って使っているママさんが多いのがこちらの商品です。
中段のトレーは位置調整ができるため、自分好みにカスタマイズできますよ。
スチールワゴン トロリ3 コンパクト WH ニトリ
コンパクトなサイズでお部屋をスッキリさせたい方におすすめのワゴンです。
高さも低めなので、お客さんが来たときや赤ちゃんがいたずらしてしまうそうな時にはクローゼットにしまっておきたい!という方にぴったりの商品ですね。
アイリスプラザ キッチンワゴン 収納ワゴン 3段 キャスター付
耐荷重は60kgとかなりしっかりした造りの収納ワゴンです。
重たいものでも収納できるため、ベビーワゴンとして使わなくなった後の使い道に困らないでしょう。
また、キャスターはストッパー付きなので安心して使えます。
ベビーワゴンの代用として使えるものは?
「ベビーワゴンの代わりになるものは?」
「部屋が狭くて、ベビーワゴンを置く場所がない」
と悩むママのために、ベビーワゴンの代わりに使えるものをご紹介します。
- オムツストッカー
- ピクニックバッグ
- フタつき収納ケース
オムツストッカー
オムツストッカーは、ポケットがたくさんついていて育児グッズをまとめて収納するのにぴったりです。
中に仕切りを入れると、整理しやすくなります。
実家への帰省やお出かけも、オムツストッカーごと運べて便利。
持ち手が付いているので部屋の移動や2階への移動も簡単です。
ピクニックバッグ
ピクニックバッグも、ベビーワゴンの代わりになります。
ピクニックバッグはマチがたっぷりあり、自立します。
ポケットもたくさんあるので、小物の収納もできますよ。
ふたがチャックでしめられるので、おかけにもそのまま持っていけます。
フタつき収納ケース
ホームセンターや100均のフタつき収納ケースを、ベビーワゴンの代わりの使っているママが多くいます。
ほこりが入りにくく、サイズも様々な蓋つき収納ケース。
収納したいものの大きさに合わせて選べます。
また、中身が見えにくく部屋もすっきりと片付けられるのも、うれしいですね。