赤ちゃんのラトルは、新生児でも使えるのか、いつからどのタイプが使えるかなどを詳しく解説!
ラトルのメリット・デメリットや、おすすめのベビーラトル3選もご紹介していきます。
赤ちゃんのラトルはいつから使える?
「ラトルを買いたいけれど、いつから使えるのだろう?」と気になる方もいるのではないでしょうか。
結論からいうと、ラトルは新生児期から使えます。
ラトルは新生児期から使える!
ラトルは赤ちゃんの発達に応じてさまざまな使い方ができて、長く遊べるおもちゃです。
また、形も手首に巻きつけるリスト型や、リング型、歯固めタイプなど、いろいろなものがあります。
赤ちゃんの月齢や興味に応じて選びたいですね。
以下では、
- 新生児期~生後2か月ごろ
- 生後3か月ごろ
- 生後6か月ごろ
- 生後8か月ごろ
におすすめのタイプをそれぞれ解説していきます。
新生児期~生後2か月ごろ
新生児期(0か月から1か月)にはすでに、目はぼんやりと見えて音も聞こえます。
そのため、ラトルは新生児期からも使えるのです。
まだ自分で握ることはできませんが、音を楽しむことはできますよ。
大人が振って遊んであげましょう。
また、手首につけるリスト型なら、赤ちゃんが自分で振って音を出すことも可能です。
この場合、軽い布製がおすすめです。
生後3か月ごろ
生後3ヶ月ごろになると、目はだいぶ見えるようになり、目の前を何かが移動すると赤ちゃんは移動するものを追いかけようとする追視がみられるようになります。
赤ちゃんの視野はぐんと広がり、好奇心も強くなり、脳への刺激もどんどん加わります。
この時期は、ラトルを見ているときにゆっくり動かしてあげると良いでしょう。
まだはっきりとは見えていなくても、色の識別は早くつくといわれており、特に赤や黄色の鮮やかな色が見えやすい時期です。
生後6か月ごろ
生後6か月ごろになると、興味のあるものは両手でつかみ、目の前で振り回したり口に運んだりして遊びます。
ものを握る力がついてくるため、ラトルを自分で持って遊べるようになるでしょう。
手に持って振ると音が鳴ることを学んでいきます。
このころになるとリング型やスティック型を自分で握れる子が多いですよ。
生後8か月ごろ
生後8か月ごろには、ずり這いやハイハイをする赤ちゃんが多くなります。
コロコロと転がるタイプのラトルは、赤ちゃんが追いかけて楽しく遊べるでしょう。
また、歯が生えてくる子も多いため、歯固めタイプなら歯のむずむずも抑えられていいですよ。
ラトルは絶対に必要?メリットまとめ
ラトルは産まれてすぐから使えることがわかりました。
「赤ちゃんのファーストトイはラトルにしよう」と思っている方も多いでしょう。
ラトルにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
- 赤ちゃんの五感を刺激する
- 歯固めとしても使用できる
- ベビーカーにつけられる
赤ちゃんの五感を刺激する
ラトルを使うことで次のように赤ちゃんの五感を刺激することができます。
視覚
赤ちゃんはぼんやりとしか見えていなくても、色の識別は早い時期からつくといわれています。
さまざまな色を見て、目で動きを追うことで視覚が発達します。
聴覚
ラトルの音を聞いてママやパパの声と違う音だと認識していきます。
まだ自分でラトルを握れないうちでも、大人が振って音を聞かせてあげましょう。
触覚
赤ちゃんにとって、触れることは楽しい遊びです。
布製や木製など、それぞれ違う感触を体験できます。
ラトルの形もリング型、リスト型、スティック型とさまざまで、手をたくさん使うことにより手指の発達も促します。
味覚
赤ちゃんはものを口に入れてそれが何なのか確かめ、その食感を楽しんでいます。
嗅覚
木のいい香りがする木製のラトルであれば、赤ちゃんも香りを楽しむことができます。
自然の香りをたくさん嗅がせてあげたいですね。
歯固めとしても使用できる
生後7~8か月ごろになると歯が生えてくる子もいます。
歯が生えるときは、歯がむずむずして赤ちゃんが不機嫌になることも。
歯固めタイプのラトルは、赤ちゃんが噛みやすい形状になっていて噛むことで歯の違和感が和らぐようです。
夢中でカミカミしますよ。
ベビーカーにつけられる
ラトルは持ち運びしやすい形状のものが多いため、ベビーカーにつけて外出できます。
100円ショップなどでおもちゃをつけるストラップが購入できますよ。
お気に入りのラトルをお外に持っていけたら赤ちゃんもご機嫌でお出かけできますね。
ラトルはいらない?デメリットまとめ
赤ちゃんにさまざまな良い影響を与えてくれるラトルですが、次のようなデメリットもあります。
- 音を怖がる子もいる
- 布製や木製はカビに注意
音を怖がる子もいる
なかには、ラトルを振ったときの音が怖い子もいるようです。
そのような場合には、機械的な音より、優しい音が鳴るものを選ぶといいでしょう。
木製のものがおすすめです。
布製や木製はカビに注意
低月齢向けのラトルに多い布製は、赤ちゃんが舐めてよだれで湿ってしまうため、こまめに洗うことが大切です。
濡れたものをそのままにしてしまうと、カビが生えてしまうことも。
木製も同様に、水気を含んだまま放置すると雑菌・カビの繁殖を招きます。
少しの汚れならから拭きで大丈夫ですが、よだれが多い場合は濡れたフキンで拭いて、しっかり陰干し乾燥しましょう。
アルコール除菌は塗装が剥がれる恐れがあり、避けた方がよいでしょう。
赤ちゃんのラトル選びのポイントは?
「ファーストトイとしてラトルを買いたい!」そのような方にご紹介します。
赤ちゃんのラトルを選ぶ際のポイントは次の3点です。
- 安全性で選ぶ
- 投げても危なくないものを選ぶ
- お手入れがカンタンなものを選ぶ
安全性で選ぶ
ラトルで遊ぶ際に、とくに注意しなければいけないのが誤飲です。
小さいパーツや取れやすいパーツがないか確認しましょう。
赤ちゃんはおもちゃを口に入れて遊んでしまうこともあるため、もしも部品が外れて飲み込んでしまったら窒息の恐れがあり危険です。
また、おもちゃを選び際は「STマーク」や「CEマーク」が付いた商品を優先して選ぶとよいでしょう。
STマーク
日本のおもちゃには安全性を示す「STマーク」があり、このマークがついていれば安心して使用できるといえるでしょう。
ST基準は、玩具の安全基準で、機械的安全性、可燃安全性、化学的安全性からなっています。STマークは、第三者検査機関によるST基準適合検査に合格したおもちゃに付けることができるマークです。
STマークの付いている玩具は、「安全面について注意深く作られたおもちゃ」と業界が推奨するものです。
引用:日本玩具協会
CEマーク
欧州で販売されて安全性が認められた商品には「CEマーク」がつきます。
CEマークを表示した製品は、EU加盟国共通の安全基準である EN をクリアしていることを示します。
引用:子どもの本とおもちゃ 百町森
おもちゃに関する安全基準は EN71 ですが、その安全要求に合致した場合にのみ、製造者はCEマークを製品につけることが許されます。
購入の際には、これらのマークがついているかチェックしておくと良いでしょう。
投げても危なくないものを選ぶ
寝たまま使用する赤ちゃんの顔にラトルが落ちてしまっては危険です。
そのため、万が一当たっても痛くない、なるべく軽くて柔らかい素材のものを選ぶと良いでしょう。
生後0~3か月ごろの寝ていることが多い赤ちゃんには、布製がおすすめです。
お手入れがカンタンなものを選ぶ
ラトルは赤ちゃんが口にいれることでよだれがたくさんつきます。
それを放置すると雑菌が繁殖してしまうため、こまめに洗ったり拭いたりする必要があります。
水で洗ってすぐ乾くという点では、シンプルなプラスチック製のものがおすすめですよ。
人気のおすすめベビーラトル3選
ラトルにはたくさんの種類がありますが、ここではAmazon・楽天市場・ヤフーショッピングで売れ筋商品となっているものから厳選したおすすめの3商品をご紹介していきます。
バンダイ ベビラボ アンパンマン ~脳を育む~おててに! あんよに! 3wayはじめてラトル
生後1~2ヵ月から妊娠できると言われている「アンパンマン」のラトル。
布製なので、安心して遊ばせてあげることができます。
手や足につけることができるため、まだ握る力がない赤ちゃんでも自分で鳴らして楽しめますよ。
Sassy 歯固めラトル 3ヶ月から対象
赤ちゃんの手で持ちやすい輪っかがある人気のラトル。
歯固めに使えるため、歯の生え始めに重宝しますよ。
O’ball オーボール ラトル
多くのママさんが購入するであろう、大人気のボール型ラトル。
握りやすく投げやすい形状で、シャカシャカ音を鳴らしたり投げて遊んだりできます。
おもちゃのひもを付けて、ベビーカーやチャイルドシートにつけるという方もおおいようですよ。